ヤン・ハイネ著「オールロードバイク・レボリューション」発売

山と渓谷社から2022年12月2日、新刊「オールロードバイク・レボリューション」が発売された。

オールロードバイク・レボリューション

 

太いタイヤで、舗装・未舗装を問わない走行性能と走破性を兼ね備える「グラベルバイク」のムーブメントが盛り上がりを見せている。

本書は、自身もサイクリストで、自転車タイヤ/パーツのブランド‘René HERSE’(ルネ・エルス)を主宰し、自転車雑誌『Bicycle Quarterly』編集長であるヤン・ハイネ氏が、グラベル、オールロードバイクの魅力や優れたパフォーマンス性、自転車という乗り物の形態・構造、身体的効果の連関を、ロジカルかつわかりやすく解説。自転車の発展の歩みをたどる歴史読み物としての面も合わせ持つ内容となっている。

自転車がいかに走るかという根本原理を深く理解できると同時に、自らの指向/志向を明確に持ち、自転車のパフォーマンスを追及するマニアックなサイクリストにとっては、フレーム作りやパーツ選択の支柱となる知識をアップデート&再確認できる1冊。

 

オールロードバイク・レボリューション

 

オールロードバイク・レボリューション

 

オールロードバイク・レボリューション

 

オールロードバイク・レボリューション

 

オールロードバイク・レボリューション

 

<著者プロフィール>
ヤン・ハイネ|Jan Heine
アメリカ・ワシントン州シアトルに本拠を置く、自転車タイヤ/パーツのブランド『René HERSE』
(ルネ・エルス)を主宰。
自転車雑誌『Bicycle Quarterly』編集長。

大学在学中に自転車レースを始め、大学院博士課程修了のころにはツール・ド・フランスを目指すプロ選手と伍するライダーとなるが、興味は長距離アドベンチャーツーリングへ。
2007年「パリ~ブレスト~パリ1200㎞」において北米からの参加者中、最速を記録(49時間59分)。
2016年には、自社で開発した53mm×26インチ幅の超軽量ロードタイヤ(1本418g)を履いた、FIREFLY(※)で王滝100kmに参戦(6時間27分)。
2021年には「OREGON OUTBACK」(585 ㎞、26時間13分)FKT。2022年「Unbound XL」(530km、25時間24分)、「Arkansas High Country Race」South Roop(784㎞、46時間59分)FKT。1990年代初頭から、カスケード山脈のグラベル(砂利道)ルートを踏査し、科学的知見とサイクリストの経験を基にタイヤとパーツを20年にわたり開発してきた。

※ FIREFLY(アメリカ東海岸のチタンを得意とするフレームビルダー。53mm幅のタイヤを使ったロードレーサーに近いジオメトリのバイクは、彼らにとっても初めての試みでチャレンジであった)

季刊誌『Bicycle Quarterly』
https://www.bikequarterly.com/

Rene Herse Cycles
https://www.renehersecycles.com/

 

ALL-ROAD BIKE REVOLUTION
オールロードバイク・レボリューション
舗装路からグラベルまで すべての道を駆け抜ける
オールロードバイクのすべて

書名:『オールロードバイク・レボリューション』
著者:ヤン・ハイネ
訳者:北澤肯、高部智弘、星 寛
定価:3850円
発売日:2022年12月2日
仕様:A5判上製ハードカバー・本文304ページ

 

<訳者プロフィール>
北澤肯|きたざわ・こう
自転車関連の輸入代理店「オルタナティブバイシクルズ」、自転車パーツブランド「equipt」代表。2017年に山と溪谷社より『バイクパッキングBOOK』を上梓。マウンテンバイカー、バイクパッカー。

高部智弘|たかべ・ともひろ
翻訳者。哲学、文学、詩、字幕がおもなフィールド。アンスクーリング・ペアレント。ピストバイクから自転車に傾倒し、その後ロードバイク、小径車、オールドMTB、シティバイクなどをカスタムしては乗ることに明け暮れるアンレーサー。

星 寛|ほし・ひろし
フリーランスライター。山と溪谷社発行の季刊誌『自転車人』をはじめ、自転車関連の記事取材執筆や単行本の制作に携わる。翻訳書に『バイク・リペア・マニュアル』(クリス・シドウェルズ著、山と溪谷社刊)。サイクリスト。

 

問い合わせ:山と渓谷社
03–6744-1900(代表)
info@yamakei.co.jp