広島県・愛媛県が「世界自転車デー特別表彰」受賞

「瀬戸内しまなみ海道」におけるサイクリング推進の取組みが評価され、広島県・湯崎英彦知事および愛媛県・中村時広知事が「The Class of 2022 Laureates of World Bicycle Day of the United Nations Awards」(世界自転車デー国連表彰の 2022年受賞者)として選定された。

広島県・愛媛県が「世界自転車デー特別表彰」受賞

【Special Award of World Bicycle Day(世界自転車デー特別表彰)受賞理由】
リーダーシップと卓越した取組により「しまなみ海道」をサイクリングパラダイスへと推進したこと。

 

国連では、2018年に6月3日をWorld Bicycle Day(世界自転車デー)と定めて、SDGsの実現に貢献し、単なる交通手段としてだけでなく教育・健康・スポーツにも役立つツールとして自転車を位置付け、世界中に自転車の有益性を広めるとともにその活用に取り組むよう決議がなされており、その活動の一環としてサイクリングの普及促進等に貢献している団体・個人を称えるため2021年に特別表彰制度を創設した。

 

 

広島県知事

湯崎知事のコメント:
「今回、しまなみ海道におけるサイクリング推進の取組みを高く評価していただき、大変感謝しております。今年10月30日には国際サイクリング大会「サイクリングしまなみ2022」を愛媛県等と開催する予定であり,今後もしまなみ海道周辺を益々盛り上げていきたいと考えています。」

 

 

愛媛県知事

中村知事のコメント:
「このたび、名誉ある賞をいただきましたことは、しまなみ海道のサイクリングを取り巻く環境のすばらしさが世界で認められ、評価されたものと受け止めており、大変うれしく思います。この賞に恥じぬよう、今後とも広島県と連携し、国連決議の理念に沿って更なる取り組みを進めてまいります。」

 

【World BicycleDay(世界自転車デー) 】
アメリカで社会学を講ずるレゼック・シビルスキ(LeszekSibilski)教授は、草の根運動を主導し、世界自転車デーの国連決議を推進し、世界自転車デー(World BicycleDay)は2018年4月12日に国連総会決議 72/272において、加盟全193カ国の賛成により採択・制定された国際デー(6月3日)。

決議では「2世紀にわたって使用されてきた自転車の掛け替えのなさ、息の長さ、汎用性の高さといった特性」を認め、自転車は「シンプルで手頃であり、信頼性が高く、クリーンで環境にやさしい持続可能な交通手段である」として、世界中で自転車の活用を進めるよう要請している。

 

【世界自転車デーの意義】
自転車は単純で、手頃な価格で、信頼性が高く、清潔で、環境に優しい持続可能な交通手段である。
また、自転車は発展のための道具であり、単なる交通手段だけでなく教育・健康・スポーツにも役立つ。
自転車と利用者の間に生まれる相乗効果は、創造性と社会性を促進し、利用者に地域環境への意識を促す。
自転車は持続可能な交通手段の象徴であり、持続可能な消費と生産を促進するという前向きなメッセージを伝え、気候にも良い影響を与える。
世界自転車デーは、属性に関係なくすべての人のためにある。
人間の進歩と前進の象徴としての自転車は、寛容、相互理解、尊重を促進し、社会的包摂と平和の文化を促進する。
#June3WorldBicycleDay

 

 

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