アイアンマン世界王者・フロデノが「自宅でトライアスロン」チャリティに挑戦!キャニオンがレプリカを寄付
トライアスロンのアイアンマン現世界王者にして北京オリンピック金メダリストのドイツ人選手、ヤン・フロデノが、新型コロナウイルスの患者の治療にあたる医療従事者を支援するための寄付金を募ろうと、ロックダウン下にあるスペイン・ジローナの「自宅でトライアスロン」に挑戦。その模様をフェイスブックでライブ配信した。
8時間にわたるチャレンジの模様は、フェイスブック ヤン・フロデノ公式ページで視聴可能。
チャレンジ当日4月11日の気温は13℃。「スイム」ではウェットスーツを着用し、庭に設置したトレーニング用の流水エンドレスプールで3.8kmを泳いた。
ズイフトでWahoo(ワフー)のスマートトレーナーを使用した180kmの「バイク」パートはライドイベントとして一般公開され、スタート地点には日本を含む世界中から800人以上ものライダーが共にスタート、彼のチャレンジを勇気付けた。ライドにはファビアン・カンチェラーラをはじめとした著名人も参加している。
同じくズイフトでトレッドミルを使用した42kmの「ラン」を走破、8時間33分39秒で完走した。完走時点で集まった寄付金は20万ユーロ、日本円で2370万円に達した。引き続き、募金を募っている。
寄付金募金ページ
キャニオンはこのチャレンジをサポートするため、ヤン・フロデノカスタムカラーのTTバイク「スピードマックス CF SLX」1台を特別に製作し、寄付へのリターンとして贈呈。Sram(スラム)から贈呈されたRed eTap AXSコンポーネント、Zipp(ジップ)858 NSWホイールを組み合わせた完成車として、1万5000ユーロ、日本円で178万円の寄付へのリターンとして贈呈された。
ヤン・フロデノはこのチャリティへ寄せられた全額を、住まいのあるスペインの医療機関で使われるマスクや防護具の購入などにあててもらうため寄付する。