15万円と100万円のロードバイクって何が違うの? ロードバイクのサドルはなぜ細くて固いの?

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  • photo 産経デジタル

自転車協会 ロードバイクのサドル

自転車協会が運営するサイト「ENJOY SPORTS BICYCLE」では、スポーツ用自転車を楽しむのに役立つ、さまざまな記事や情報を掲載しています。今回は自転車ウェブメディア「La route」のメインライター・安井行生さんがビギナーの疑問に答える人気連載を紹介します。

 

経験豊富なライターが回答

自転車メディアの第一線で長年活躍してきた安井さんによる連載『初心者のためのスポーツ用自転車基礎講座』は、ビギナーが感じる素朴な疑問に安井さんが回答します。ビギナー向けといいながらも、内容によっては乗り慣れた人にとって「はっ」とさせられる回答や、「なるほど」と頷いてしまうものも。

例えば「15万円と100万円のロードバイクの違い」や「ロードバイクのサドルはなぜ細くて固いの?」と聞かれたら、あなたはどう答えますか?

そこは今まで稼いできた原稿料の大半をロードバイクにつぎ込んできたという、根っからのロードバイク好きの安井さんならでは。豊富な経験と知識をもとにわかりやすく、自転車趣味人としての夢もある回答を提示してくれています。

自転車協会 ロードバイクのサドル

車輪の大きさやフレーム、ハンドルの基本的な形が決まっているロードバイク。価格の安い高いを見分けるのはビギナーに難しいものです

 

さて改めて「15万円と100万円のロードバイクの違い」ですが、ビギナーにとっては見た目から違いを判断するのは難しいものです。安井さんは何が違うかをわかりやすく解説。価格が高い方が性能などが上回っているのは確かですが、その一方で、スポーツ用自転車の性能や楽しさは、必ずしも価格と比例して高まるとは限らないといいます。

そして「ロードバイクのサドルはなぜ細くて固いのか?」という疑問は、ロード乗りがよく言われることの第5位(安井さん調べ)に位置しているそう。軽快車(ママチャリ)のサドルと違いスリムで柔らかくなさそうなロードバイクのサドルは、一見するとすぐにお尻が痛くなりそうですし、お尻の痛みはビギナーがまず陥る悩みでもあります。安井さんはロードバイクのサドルがこのような形である理由とともに、お尻が痛みの解決策にも触れています。

 

“魔の山”はサイクリストの“天上界”

「ENJOY SPORTS BICYCLE」では、全国各地のおすすめサイクリングコースや、マウンテンバイクのフィールド情報も多数紹介しています。紹介ページでは詳細な実走レポート付きのものもあり、コースの雰囲気がわかるだけでなく、サイクリングの読み物としても楽しめるものになっています。

自転車協会 ロードバイクのサドル

禿げ山にそびえ立つ電波塔の風景が有名なモンヴァントゥ山頂付近

 

最新の掲載コースとして、ツール・ド・フランスの山岳ルートとして有名なモンヴァントゥを実走レポートした記事「自転車フレンドリーな“魔の山” 世界のサイクリストが憧れる『超級山岳』モンヴァントゥ(フランス)」が登場。「Mont(山)Vantoux(風)」の名のとおり、強い風が吹き付け、草木も育たない独特な山容は“魔の山”とも呼ばれますが、実際に走ってみるとその荒涼とした景色とは裏腹に、老若男女・自転車の車種問わず様々なサイクリストを楽しませてくれる素晴らしいコース。山麓から山頂までの21kmのヒルクライムを、たっぷり紹介する読み物になっています。

自転車協会 ロードバイクのサドル

頂上が近付くと、一面青い空と白い山肌の世界に

 

サイトではこのほかにも、自転車関連の著名人インタビュー弁護士が解説する自転車ルールサイクリング中の“映える”写真の撮影術自転車栄養学入門など、さまざまな角度からスポーツ用自転車を楽しむコンテンツを各種掲載しています。ぜひご覧ください。

 

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