【カステリ】2021 Tour de France ツール注目機材Pick Up

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  • photo Kei TSUJI/BettiniPhoto©︎2021

Presented by CASTELLI JAPAN

ツール・ド・フランスは、人と人、人と自然、チームとチームのぶつかり合いだが、最新の高性能機材が鎬を削る場でもある。今年のツールに投入されたカステリのウェアをピックアップして解説する。

 

BRAND INFO

130年以上の歴史を持つサイクルウェア界のトップブランド。ロードレース黎明期から数多くのプロチームにウェアの供給を行い、過酷な環境でテストを繰り返すことで、最良のウェアを目指す。

イネオス

 

過酷な天候から選手を守ったカステリ

カステリ

最軽量ジャージ&ビブショーツ。真夏の暑さの中でも、軽さと通気性が快適さを実現してくれる

Climbers 3.0 SL Jersey
クライマーズ 3.0 SL ジャージ
価格/1万3750円
Spec
サイズ/XS~3XL(女性用XS~XLサイズもあり)
カラー/ダークブリー、バークグリーン、シルバー、ファイアーレッド

Super Leggera Bibshort
スーパーレッジェーラビブショーツ
価格/2万7500円
Spec
サイズ/S~3XL
カラー/ブラック

カステリ

空力性能を分析し、究極の速さと快適性を実現したカステリが誇る最速ジャージ&ビブショーツ。メンズ、ウィメンズの両モデルで展開

Free Aero 6.0
フリーエアロ6.0
価格/1万7600円
Spec
サイズ/XS~3XL(女性用XS~XLサイズもあり)
カラー/サンセット、シルバー、ネイビー、グリーンフルオ

Free Aero 4 Bibshort
フリーエアロ 4 ビブショーツ
価格/2万2000円
Spec
サイズ/S~3XL
カラー/ブラック、グレー、サヴィルブルー

ここまで天候が過酷になると、ウェアの重要度が増してくる。人間は体温調節にかなりのエネルギーを費やしているため、ウェアの性能がパフォーマンスを左右するのだ。今年のツールも大変だった。序盤は雨と高所の寒さに、後半は予想以上の暑さに見舞われ、それが原因で体調を崩す選手もいた。その点、カステリのウェアで走ったイネオス・グレナディアズは楽だったかもしれない。高速になるステージでは、快適性とともに空力も重視したエアロレースジャージとフリーエアロビブショーツを使用し、決して無視できないウェアの空気抵抗を極限まで抑えた。気温上昇が予想される山岳ステージでは、通気性・速乾性と軽量化を追求したクライマーズジャージとスーパーレッジェーラビブショーツが使われ、酷暑から選手を守った。リチャル・カラパスの総合3位は、カステリのウェアが意図どおりに機能した結果でもある。