ヴィットリアのMTBタイヤ「メスカル」「バルゾー」にレインボーのUCIエディションが登場

2024.04.08
新製品

ヴィットリアから、国際自転車競技連合（UCI）との長年にわたるパートナーシップを記念した、MTBクロスカントリータイヤ「Mezcal（メスカル）」「Barzo（バルゾー）」のUCIライセンスエディションが発売された。タイヤのサイドウォールにアルカンシェル（レインボーカラー）のスウッシュとUCIロゴが施されている。

UCI MTB世界選手権とUCI MTBワールドカップのパートナーであるヴィットリア。メスカルとバルゾーは、MTBクロスカントリーのプロレースで、発売以来多くのタイトルを獲得してきた。代表的な勝利には、バルゾーを履いたジョルダン・サルーの2020年（XCO）UCI世界選手権優勝、ポーリーヌ・フェラン=プレヴォのバルゾーを履いた2015年XCOとメスカルを履いた2022年（XCM）UCI世界選手権優勝、メスカルを履いたエンリケ・アヴァンシーニの2023年（XCM）UCI世界選手権優勝などがある。

両モデルのトレッドデザインは、スポーツやレジャーマウンテンバイカー向けだが、今回新たに登場したUCIライセンスエディションは、メスカルとバルゾーのハイエンドモデルと同じ高性能トレッドデザインを採用しながら、頑丈で柔軟なナイロン60TPIケーシング、折りたたみ式チューブレスレディビード、汎用性と耐久性に優れたオールコンディション用ラバーコンパウンドを採用している。

メスカルは、転がり抵抗の低減と耐久性向上のため、センター部の間隔を詰めた独自のロープロファイルトレッドが特徴。無数の効果的なエッジが連動し、多様な地形で優れたグリップを発揮する。また、各ノブに施された方向性のあるサイピングが、根や岩のような困難なコンディションでのトラクションを高める。