2022さいたまクリテリウムの出場選手が決定

11月6日(日)に開催される「2022ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」の出場選手が決定した。

 

2022さいたまクリテリウム選手決定会見

10月5日に記者会見が行われ、バーレーン・ヴィクトリアスの新城幸也(左上)、パラサイクリングの杉浦佳子(右上)がオンラインで参加した。右下はさいたま市の清水勇人市長で、左下はさいたまスポーツコミッションの遠藤秀一会長

 

海外招聘選手(7チーム25人)

海外チームからは、既に発表されているツール・ド・フランス2022個人総合優勝のヨナス・ヴィンゲゴー(ユンボ・ヴィスマ)のほか、2022全日本選手権ロードレースのチャンピオンであり、さいたまクリテリウムの前回覇者である新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)、ツール・ド・フランスで区間通算34勝の記録を持つマーク・カヴェンディッシュ(クイックステップ・アルファヴィニル)、ツール・ド・フランス2022で区間2勝を果たしたヤスパー・フィリプセン(アルペシン・ドゥクーニンク)の3人は、大会オリジナルチームのツール・ド・フランス クリテリウムレジェンズとして参戦する。

さらに、2022シーズンをもって引退を表明しているヴィンチェンツォ・ニバリ(アスタナカザクスタンチーム)、アレハンドロ・バルベルデ(モビスターチーム)も出場する。

記者会見にオンラインで参加した新城は、
「3年ぶりということで僕自身すごく楽しみにしています。ヨーロッパから来る選手が初めての参加が多いんですよね。目の前で見る初めてのレースとなると思うので楽しんでいただけたらなと思います」
と話した。

 

海外招聘選手

<ユンボ・ヴィスマ>
ヨナス・ヴィンゲゴー
ステフェン・クライスヴァイク
セップ・クス

<イネオス・グレナディアズ>
ゲラント・トーマス
ジョナタン・カストロビエホ
マグナス・シェフィールド

<モビスターチーム>
アレハンドロ・バルベルデ
エンリク・マス
ホセ・ロハス
イマノル・エルビティ

<アスタナカザクスタンチーム>
ヴィンチェンツォ・ニバリ
ジャンマルコ・ガロフォリ
サムエーレ・バティステッラ
アントニオ・ニバリ

<イスラエル・プルミエテック>
クリストファー・フルーム
ユーゴ・ウル
ギヨーム・ボワヴァン
サイモン・クラーク

<コフィディス>
シモン・ゲシュケ
マキシミリアン・ヴァルシャイド
トム・ボーリ
ギヨーム・マルタン

<ツール・ド・フランス クリテリウムレジェンズ>
新城幸也
マーク・カヴェンディッシュ
ヤスパー・フィリプセン

 

国内参加選手(7チーム28人)

国内チームからは、東京オリンピックのロードレースに日本代表として参加した宇都宮ブリッツェンの増田成幸や、スペシャルチームジャパン forさいたまの一員として、埼玉県出身の藤田涼平(さいたまディレーブ)、金子宗平選手(群馬グリフィン・レーシングチーム、2022全日本選手権個人TTで優勝)の出場が決定した。

藤田は、
「私の所属するさいたまディレーブはツール・ド・フランスさいたまクリテリウムがきっかけとなって誕生したチームです。さいたま市を拠点にサイクルロードレースの魅力や自転車安全利用を広める活動をしていますので、地元で開催されるさいたまクリテリウムに対する思いは一番強いです。私は埼玉県出身で大会初開催時から観戦しており、いつか自分が出場することを夢見て活動していました。今回私が出場出来ることになり、とても嬉しく思います。地元選手としてアグレッシブな走りをして大会を盛り上げたいと思います!」
とコメントしている。

 

国内参加選手

<スペシャルチームジャパンforさいたま>
藤田涼平
入部正太朗
橋本英也
金子宗平

<チーム右京>
小石祐馬
石橋学
宇賀隆貴
本多晴飛

<宇都宮ブリッツェン>
増田成幸
阿部嵩之
小野寺玲
宮崎泰史

<キナンレーシングチーム>
中島康晴
畑中勇介
山本元喜
仮屋和駿

<マトリックスパワータグ>
安原大貴
小森亮平
小林海
フランシスコ マンセボ ペレス

<愛三工業レーシングチーム>
岡本隼
草場啓吾
當原隼人
渡邉歩

<シマノレーシング>
横山航太
中井唯晶
風間翔眞
天野壮悠

 

女子選手・男子ジュニア選手(7人)

女子選手・男子ジュニア選手からは、2022全日本選手権個人TTで優勝した樫木祥子の参加が決定したほか、男女ジュニアの日本代表選手6人が出場する。

 

女子選手・男子ジュニア選手

<オーエンス>
樫木祥子

<松山学院高校>
垣田真穂

<祐誠高校>
池田瑞紀

<朝明高校>
平子結菜

<松山学院高校>
鎌田晃輝

<都城工業高校>
藤村一磨

<松山工業高校>
梅澤幹太

 

パラサイクリング選手(7組8人)

パラサイクリング選手からは、東京パラリンピックで、個人ロードレースおよび個人ロードTTの2 種目で金メダルを獲得した杉浦佳子をはじめとした実力者が出場する。

記者会見にオンラインで参加した杉浦は、
「パラの選手たちはなかなか大勢の観客の前で走るっていうことがないので、皆さんに見ていただけるということでとても楽しみにしております。目の見えない選手はタンデム、脚の不自由な選手はハンドサイクル、バランスが取れない選手はトライシクル、それぞれ障害に応じた乗り物でサイクリングを楽しんでおります。そして、二輪もそれぞれの障害に合わせてカスタマイズされているんですね。そういったところも注目していただけるとうれしいかなと思うことと、他の選手たちに、見てほしいところってどこかなって聞いたところ、“俺を見てくれって言ってください”ってみんなから言われまして、一人ひとり各選手たちを見ていただけたらうれしいかなと思います」
と話した。

 

パラサイクリング選手

杉浦佳子(自転車 WC3)
藤井美穂(自転車 WC2)
藤田征樹(自転車 MC3)
川本翔大(自転車 MC2)
木村和平(タンデム MB)
三浦生誠(タンデム MB<パイロット>)
松本亘(ハンドサイクル MH3)
福井万葉(トライシクル MT2)

 

 

J:COM presents 2022 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム
開催日:2022年11月6 日(日)
会場:さいたま新都心駅周辺