稲城クロスにTOJディレクター栗村修が参戦!? 最速店長&社長クラスでエキシビジョンマッチ!

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突如として決定した最速店長&社長選手権in稲城クロスのエキシビジョンマッチ。

それは一件のツイートがきっかけだった。稲城クロスの公式Twitterが、「ある参加者から、CX店長選手権やってほしいって言われました。いいなぁと思います」 と投稿。それを目にした編集長中島が問い合わせたことに端を発したものだ。

そして、どこで聞きつけたのか、栗村さんも参戦すると。店長じゃないけど、ツアー・オブ・ジャパン大会ディレクターという肩書を引っさげて参戦を表明した。とはいえ、栗村さんはシクロクロスは未経験だという。

それでは、と練習会が企画されると聞き、シクロクロスずぶの素人である中島も混ぜていただけることになった。栗村さんは、シクロクロス未経験とはいえ、かつては欧州ロードプロチームで走り、MTB全日本選手権への出場経験もある。

 

栗村修しゅ〜くり〜むらチャンネルの動画はこちら

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

主催者自ら講師に!

講師はJCXの最上位カテゴリーC1を走る松尾さん(チャンピオンシステム)と、オーダーウエアメーカー「チャンピオンシステムジャパン」棈木代表。棈木さんはかつてお台場で開催されていたシクロクロス東京や、今シーズンもシリーズ開催中「稲城クロス」の主催者でもある。

 

シクロクロスに必要な基本動作をマスター

練習メニューは、まず実際のコースを1周しイメージを掴む。続いてブレーキング、スタンディングを練習。これにより、バイクの重心位置コントロールを学ぶ。その後には8の字練習。オフロードで行う8の字は、先のメニューで学んだ重心位置コントロールとグリップの限界を掴む。さらに三角8の字という、切り返しコーナーを想定したメニューをこなす。地味だがどれもテクニックを磨く上では重要だ。

ロードバイクでも定番の8の字練習。シクロクロスの場合は不整地の上で行う。グリップの限界をつかむのだ

ユーチューブ用の動作撮影は栗村さん。撮影アングルを松尾さんと確認中

「空気圧は低め、2bar以下」との指摘を受け驚く栗村さん

 

コーナーリング、凹凸のクリア方法を学ぶ。一本のラインを確実にとらえて走ることの重要性。そして大きな凹凸は抜重とポンピングでクリア。ロードにはない動きは栗村さんにとっても中島にとってもなじみのない動作だ。

抜重!

ポンピング!

 

路面に自分の体の動きを合わせて、バイクを加速させることができるというが、これがなかなか難しい。さらに稲城クロスのコースには砂地+凹凸+コーナーリングというセクションがあり難易度が高い。

 

砂地でポンピングしつつコーナーリングするセクションにチャレンジ。グリップの限界とのせめぎあいだ

 

次はいかにもシクロクロスという内容。シケイン越えだ。人工の障害物をバイクから降りて、持ち上げてクリアしなければならない。これを失速しないようにスムーズに行う。降りる動作、そして再乗車するところまで流れを繰り返す。足さばき、バイクさばきが重要になる。自転車をこぐ以外のスキル。中島は足がもつれて・・・。シケインを超えた後には、階段上りが控えている。そのあたりは動画で!

 

 

果たしてレース当日までにどこまでマスターできているのか! 最速店長&社長選手権の募集は2021年1月に開始予定。

 

2021年1月8日、緊急事態宣言の発出により稲城クロスの開催中止が決定。