富士グラベル2025実走レポート後編 参加者スナップ

目次

2025年5月18日に静岡県富士市で初めて開催されたワンデーイベント「富士グラベル supported by Panaracer」。ここでは実走レポートの後編として、参加者のスナップを紹介しよう。

 

富士グラベルで再会、サイクリング部のキズナ

稲見竜一さんと小林正樹さん

右:稲見竜一さん、左:小林正樹さん

 

最初にお声掛けしたのは、大学時代のサイクリング部で共に走ったコンビ。小林さんは愛車スコット・アディクトCXでレースも走る健脚勢。キャンプツーリングにハマり気味だった稲見さんを誘って、グラベルイベントに引き込んだという。学生時代のロードバイク体験を経て、社会人からそれぞれのオフロードスタイルへと進んだ。「オンロードは単調で飽きがくるけど、グラベルは路面を見ながら進むから最後まで楽しいですね。粒の小さな砂利は締まっていて走りやすく、起伏も控えめだからビギナーでもイケますよ!」とコースを振り返った。余りにも楽しかったので、早くも次のイベント参加を検討したいとのこと。ようこそ、グラベルの世界へ!

 

グラベルイベント初参加。富士で良かった!

タケーロさん

タケーロさん

 

埼玉県飯能市の名店「サイクルハウスMIKAMI」の仲間とご参加のタケーロさん。2年前から未舗装路に目覚め、TRYCLE田渕さんのSNS投稿をきっかけに富士に興味を持ったという。グラベルイベント初挑戦ながら、「普段通れないルートを走れるのはイベントならでは! 危険な箇所もほぼ無かったし、体力的にもミドルで丁度良かったです」と満足げだ。愛車はジャイアント・リボルトアドバンスド。スラム・エイペックス組の完成車をベースにハンドル交換や積載量アップで順当にカスタム。フレーム各所に等高線をあしらったプロテクションデカールを貼り、まるで純正のように自然なルックスを演出していた。

 

デニムパンツがおしゃれな女子グラベルライダー

星なおみさん

星なおみさん

 

「サイクルハウスMIKAMI」の三上店長からおすすめされ「路面が難し過ぎず走りやすかった。距離は短いけどグラベルが多かったから満足度高いです!」と笑顔たっぷりにコメントを頂いた。会場にはスタイリッシュな女子ライダーたちの姿が目立ったが、星さんもその一人。パールイズミ×アンクルリンネのコラボジャージにデニムクロップドパンツを合わせたおしゃれサイクリストだ。バイクはリッチー伝統のスチールCX「SWISS CROSS DISC」をフレームから組み上げたオリジナリティあふれる一台で、イベント前月に納車したばかり。引き続き素敵なグラベルライフをお楽しみください!

 

天竜トレイル&グラベルからの参戦

YUKIさんとKNOBさん

右:YUKIさん、左:KNOBさん

 

静岡見掛川市からお越しのKNOBさんとYUKIさん。ホームコースは浜松の天竜トレイルという大変羨ましいコンビで、グラベルイベント経験も豊富。いわく、天竜のトレイルはMTBだと簡単、グラベルバイクだと難しい、そのバランス感が最高に楽しいコースだという。富士のコースについては「富士グラベルはイージーで入門者におすすめ」とのコメント。両者共に愛車はキャノンデール・トップストーンカーボンで、天竜のテクニカルコースに合わせたパーツセレクトが印象的だ。650B+ボリューミーなタイヤ、ロックショックスのサスフォーク「RUDY XPLR」、ギヤ比1以下のスラム無線コンポ「イーグル AXS」を装備する。

 

ホームコースは筑波山、茨城の仲良しグラベルトリオ

増田恭雄さんと松井俊輔さんと池田友明さん

左:増田恭雄さん、中:松井俊輔さん、右:池田友明さん

 

茨城県笠間市の「セーフィティショップおおしま」に通う常連さんトリオ。所属するVolpe(ヴォルペ:イタリア語で狐の意)はショップのレーシングチームで、最近はグラベル界隈にも精力的に進出。グラベルリーダー増田さんはグーグルマップ頼りに道探しを担当し、仲間とルート開拓に励んでいるという。同県の筑波山を起点にオフロードライドを楽しんでいるが、柔らかい土質はテクニカルで轍が掘れてしまうそう。一方、普段のホームコースとは異なる富士の林道を「締まっていて走りやすかった。大会限定だから特別感もあるし、来年のロングコースに期待してます!」と太鼓判。北関東からのアクセスが良い点も好評だったようだ。