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Jプロツアー2018 第4戦・修善寺ロードレースDay-2で岡篤志が今季2勝目

レース
Jプロツアー第4戦で岡篤志(宇都宮ブリッツェン)が今季2勝目
Jプロツアー第4戦で岡篤志(宇都宮ブリッツェン)が今季2勝目


Jプロツアー第4戦、日本サイクルスポーツセンターでの2日目でP1クラスタは前日の1.5倍の距離120kmを走る。前日の寒い曇り空から一転、富士山がはっきり見えるほどよく晴れた中でのレースとなった。

スタート直後、3人の逃げ集団が発生し、10数人の追走集団が合流。さらにメイン集団からブリッジをかけて数人が逃げ集団に合流していき、8周目までに21人の逃げ集団が形成される。マトリックスパワータグ、宇都宮ブリッツェン、シマノレーシングなど主要チームがメンバーを送り込んだこともあり、メイン集団との差は最大で6分以上まで開く。

その後もメイン集団から追走の飛び出しが起きるものの、宇都宮ブリッツェンが集団コントロールを開始し、これらを全て吸収する。この動きで逃げ集団との差は5分まで縮まるものの、その後再び6分まで開く。

9周目、逃げ集団ではシマノレーシング勢と宇都宮ブリッツェン勢がアタックを繰り返して活性化。この動きで逃げ集団の人数が絞られ、12周目には10人、13周目には4人となる。残ったのは、宇都宮ブリッツェンの岡篤志と増田成幸、シマノレーシングの横山航太、マトリックスパワータグのアイラン・フェルナンデス・カサソラ。

4人はそのまま後続との差を広げて最終周回に入る。残り5kmを過ぎ、登りでカサソラがアタック。これに岡と横山が追従し、増田が遅れる。スピードが鈍ったところで今度は岡がアタックし、カサソラと横山を振り切る。岡はそのままフィニッシュまで独走。開幕戦に次ぐ今季2勝目を挙げた。

Jプロツアーリーダーは窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング )から岡に移り、U23リーダーも小山智也(イナーメ信濃山形)から小山貴大(シマノレーシング)に移った。

 
P1クラスタ表彰式
P1クラスタ表彰式
修善寺ロードレースDay-2は富士山が見えるほどよく晴れた1日
修善寺ロードレースDay-2は富士山が見えるほどよく晴れた1日


Jプロツアー第4戦
第1回JBCF修善寺ロードレースDay-2

日付:2018年3月18日
開催地・コース:静岡県伊豆市 日本サイクルスポーツセンター(8km/1周)
距離:120km(P1)、32km(F)、40km(E1)、32km(E2)、24km(E3)

結果 P1クラスタ 120km
1位 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン) 3時間41分43秒
2位 アイラン・フェルナンデス・カサソラ(マトリックスパワータグ) +38秒
3位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)
4位 横山航太(シマノレーシング) +49秒
5位 鈴木 龍(宇都宮ブリッツェン) +3分43秒
6位 秋田拓磨(シマノレーシング) +3分46秒

Jプロツアーリーダー 岡篤志(宇都宮ブリッツェン)
U23リーダー 小山貴大(シマノレーシング)

写真・文:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟

 
ルビーレッドジャージは岡篤志(宇都宮ブリッツェン)に移った
ルビーレッドジャージは岡篤志(宇都宮ブリッツェン)に移った


Jプロツアー2018 次戦のスケジュール
2018年4月28日(土)
第52回 JBCF 東日本ロードクラシック 群馬大会 Day-1

2018年4月29日(日)
第52回 JBCF 東日本ロードクラシック 群馬大会 Day-2