工具メーカーのKTCは、装着するだけで手持ちの工具がデジタルトルクレンチとして使えるようになる「TORQULE(トルクル)」を発売した。
トルクルにはトルクセンサーとブルートゥースが内蔵されており、トルクは専用のアプリ「TRASAS Admin(トレサス アドミン)」に表示される。スマートフォンやタブレットにアプリをインストールし、トルクルとペアリングするとアプリにトルクが表示される仕組みだ。あらかじめ指定した締め付けトルクに近づくとアプリ画面の色がかわり必要なトルクを満たしているのかがわかる。結果表示のみならず計測ログやデータの転送、管理ができるので、品質管理にも役立てることができる。
検知できるトルクの大きさによって3モデルそろっており、ビットを交換することで様々なボルトに対応している。カーボンパーツの取り付けなど、トルク管理の重要性が増しているスポーツバイクのメンテナンスに活躍してくれそうなアイテムだ。