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ケミカルブランド特選2019 バイク洗浄をより効果的に ワンランク上のメンテナンスアイテム

新製品

使えば分かる、そのすばらしさ

スポーツバイクの究極のメンテナンスは、よく洗浄だと言われる。 屋外で水を使って行ういわゆる洗車、あるいは室内でパーツをばらしたり、水をばしゃばしゃと掛けずにうまく処理する方法もある。過去数回にわたり、本誌でもそうしたバイク洗浄方法を特集してきた。 さて、今回はそうした洗浄をより効果的かつ効率的にしたり、洗浄を行った後にプラスアルファで行い愛車の性能を引き出したりできる〝ワンランク上〟のケミカル系メンテナンスアイテムとそのブランドを紹介したい。中にはプロメカニック御用達の「そんなものを使う方法があったのか」と、感心するようなものもあるぞ。

text:本誌・大宅宏幸 photo:吉田悠太/佐藤竜太/長谷川拓司

コーティング剤:フレームを汚れ・傷から守りさらに汚れ落ちをしやすくする

水と中性洗剤等を使って洗車し、後は乾かして注油する。まあそれで終わりでもいいだろう。でも、フレームにコーティング剤も使ってみたい。コーティング剤を使用するとフレームを保護するのはもちろん、汚れがつきにくくなり、次回の洗車がぐっと楽になるという効果がある。艶が出て美しくなり、メンタル面での好影響も。

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フィルタークリーナー:プロ仕様の強力な駆動系洗浄剤となる

フィルタークリーナーという単語を初めて聞く人もいるかもしれない。それもそのはず、これはもともと自動車やモーターサイクル用湿式エアフィルターの清掃アイテムなのだ。が、実はこれは洗車系プロメカニックがこぞって使う、強力な駆動系洗浄液として活躍する。〝メンテ通〞になりたいなら、ぜひ使ってみたいアイテムだ。


【FUCHS Silkolene】ケミカルブランド特選2019

 

高性能チェーンルブ:抵抗が少なく高耐久

バイク洗浄が済んだら、チェーン等駆動系にルブを注油。そんなことは誰だって分かっている。しかし、そのルブを適当に選んで使っていやしないだろうか。ルブなんてみんな同じでしょ、と思っているなら、それは違う。中には抵抗が少ないのに耐久力が高いという、一般サイクリストには何ともありがたい一品が存在するのだ。



【KURE Made For Speed】ケミカルブランド特選2019


【FUCHS Silkolene】ケミカルブランド特選2019



 

ポータブル洗浄機:洗車効率を上げる

ヨーロッパのプロメカニックみたいに、洗浄機でバーッと洗車してみたい。そう思うサイクリストは多いだろう。が、実際なかなかスペースがなかったり、水圧が強くバイクを傷めてしまいやしないだろうか、と思ってちゅうちょする人もいるだろう。しかし、そんな悩みを解決してくれて、洗車効率も上げてくれるアイテムがある!



【BOSCH】ケミカルブランド特選2019番外編


 

プラスアルファで使いたいアイテム

ITEM 01:安全でクリーンな作業に欠かせない

厚さ0.06mmの薄手で、手先の感覚をしっかり確保しながら作業ができる、使い捨てタイプのゴム製グローブ。1 箱100枚入りで、ガン ガン使うことができる。 手のけがや汚れ防止のためにも、必ず装着しておきたい一品だ。









プロテクガード・ダークブルーニトリルグローブMサイズ
参考価格/ 1000円(税抜)
 
ITEM 02:さっと拭けて後始末も楽

主に紙が原料の不織布ワイパー。 布同様の使い勝手を追求しており、 水分・汚れともによく拭き取ってくれる。使った後はポイッと捨てるだけなので、作業効率も上がるだろう。










ワイプオール・X70
参考価格/ 930円(税抜)
ITEM 03:油分の拭き取りに便利

メカニック御用達、スコット・ショップタオルシリーズの新製品。従来製品よりも耐久性がアップしている。水分の拭き取りはもちろん、油分の拭き取りで力を発揮してくれる。










スコット・プロショップタオルヘビーデューティー
参考価格/ 645円(税抜)
 



ITEM 01~03
問・日本製紙クレシアお客様相談係 電話:03-6665-5304