キャノンデールが100%コンポスタブルボトルを発表

キャノンデール100%コンポスタブルボトル

キャノンデールは、ロードレース界で一般的に使用されているプラスチック製ウォーターボトルに代わり、100%堆肥化可能な素材を使用したボトルを発表した。

この植物由来の素材で作られたボトルは、UCIワールドチーム「EFエデュケーション・イージーポスト」がジロ・デ・イタリア2022(2022/5/6〜5/29)から使用を開始。また、EFエデュケーション・ティブコSVBがスペイン・バスク地方で開催されるイツリア・ウィメンで使用予定。

キャノンデール100%コンポスタブルボトル

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キャノンデール100%コンポスタブルボトル

環境フットプリントを最小限に抑えるためには、何が影響し、どこに原因があるのかを理解する必要がある。プロロードレースの世界では、毎年、約63万本ものウォーターボトルが使用され、そのうち約7万本がグランツールで消費されている、と考えられている。そして、EFエデュケーション・イージーポストと、EFエデュケーション・ティブコSVBの両チームだけでも約3万4000本のボトルが使用されている。

そのため、キャノンデールは毎レースで1度きりの使用で使い捨てられるボトルに代わり、優れた材料をしてより持続可能なソリューションを提案したいと考えた。

キャノンデール100%コンポスタブルボトルは、植物由来の素材で作られている。バルブ、キャップ、ボトル本体すべてが完全に堆肥化可能で、プラスチックやゴムなどの可塑剤、金属、BPAをいっさい含まないため、人にも環境にもやさしいウォーターボトルとなる。

このボトルは、微生物、熱、湿気にさらされると、工業用堆肥システムで3カ月以内に分解可能。また、欧州堆肥規格EN13242によって認定されている。家庭用コンポストでは、約10〜12カ月で分解可能。

このボトルの一般販売は予定していない。キャノンデールは、プロロードレース界にとってより持続可能な未来を創造するために、2023年シーズン以降、このボトル製造ライセンスをワールドツアー全体に公開する予定だ。

キャノンデール100%コンポスタブルボトル

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