はじめてのロードバイク購入完全ガイド【最新版】

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はじめてのロードバイク購入完全ガイド【最新版】

本格的なロードバイクが欲しい! でも、最初の1台はどこで、どのくらいの価格帯で、どんな種類のものを買ったらいいのか? 併せて買うべきものは? そんなあなたの疑問にお答えする、ブックマーク必須の特集だ。

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そもそもロードバイクってどんな自転車?

今回教えてもらうのは、東京都八王子市にある、在庫台数が多く初心者でも入りやすいスポーツ自転車専門店「THE BASE」のスタッフとして活躍している、赤坂愛里彩さんだ

THE BASEストアースタッフの赤坂愛里彩(あかさか ありさ)さん

THE BASEストアースタッフの赤坂愛里彩(あかさか ありさ)さん。自身もロードバイクを楽しんでいる、スポーツ自転車販売のプロ。2021年に開催された「全日本最速店長選手権 in Zwift」には、女性店長&女性スタッフ部門で参加している

THE BASE

THE BASE 東京八王子市のスポーツ自転車専門店。「人生を楽しむための自転車基地」をコンセプトにしており、圧倒的な品ぞろえを誇るだけでなく、客同士でコミュニケーションをとったりゆっくりくつろげる休憩スペースが用意されていたり、自転車仲間のコミュニティを広げられるイベントを開催する気鋭のショップだ。広い駐車場をそろえていてアクセスも良く、周辺には秀逸なサイクリングフィールドが広がる

さて、本題に入る前に、何となく憧れているけど実はよく分かっていない人が多いであろう、“そもそもロードバイクってどんな自転車なのか”ということについて教えてもらおう。

「ロードバイクというのは、舗装路を高速で、楽に、長距離走るためのスポーツ用自転車です。もともとはロードレースという競技用の自転車で、そこから発展して現在ではいろいろな性格のロードバイクが販売されています」と赤坂さん。

「スポーツとしてのサイクリングを楽しめたり、通勤にも使えたり、レースに挑戦したりできます。また、近年では室内でロードバイクのサイクリングを楽しめるサービスが登場してきていたりと、かなり楽しみ方の幅は広いです」。

ロードバイクの種類

いろいろな楽しみ方があるということだが、ロードバイク自体にもいろいろな種類があるのだろうか?

「次の4つに大別されます。

まず、オールラウンダーと呼ばれるタイプです(他にもさまざまな呼び方がある)。各ブランドが最も多くのモデルを出しているレーシング向けのロードバイクで、より速く走るために無駄なものを削ぎ落とした、軽量でスポーツ色の強いタイプです」。

オールラウンダータイプのロードバイク

オールラウンダータイプのロードバイク。写真はGIANT(ジャイアント)のTCR ADVANCED 1 DISC KOM ©GIANT

「次にエアロロードバイクと呼ばれるタイプです。これは空気抵抗を低く抑えることに主眼を置いたロードバイクです。主に平地をより高速で走ることが得意なタイプです」。

エアロロードバイク

エアロロードバイク。写真はGIANTのPROPEL ADVANCED 2 DISC ©GIANT

「そしてエンデュランスロードと呼ばれるタイプです。これは長距離を楽に疲れにくく走れるよう設計されたものです」。

エンデュランスロード

エンデュランスロード。写真はGIANTのDEFY ADVANCED 2  ©GIANT

「最後に、グラベルロードバイクです。グラベルというのは“砂利”という意味で、舗装路からちょっとしたオフロードまで走れるタイプのロードバイクです。近年注目を集めつつあります」。

グラベルロードバイク

グラベルロードバイク。写真はGIANTのREVOLT ADVANCED 2  ©GIANT

ロードバイクはどこで買えばいいの?

主なロードバイクの種類は分かった。では、買うときはどこで買えばいいのか。インターネット通販でも手に入るようだが?

「最初の1台は、スポーツ自転車専門店で買うことをおすすめします。ロードバイクはプロがしっかりと整備した状態ではじめて100%の性能を発揮し、また安全に乗ることができる乗り物です。精密機械でもあり自分自身で整備するのは難しく、買ったあとのメンテナンスを依頼することも必要になるので専門店で買う必要があります。また、専門店で買えば万一の破損などを保証してもらえることが多いです。

一方のインターネット通信ですが、こちらはおすすめしません。“買ったらそれで終わり”というか、購入後はメンテナンスも含めて自分でどうにかしないといけなくなり、また現物を見て買えないのでしっかりと正しく整備して組まれているかも分かりません。

ですので、安全に楽しく乗るためにも、スポーツ自転車専門店でしっかりと整備されたものを購入することが大切です。

なお、インターネット通販でも適切に整備したうえでユーザーに直接納車し、その後のメンテナンスを提携する専門店が行ってくれるサービス、インターネットで購入したあとリアル店舗で納品されるサービスなどもあり、そうしたものならば安心です」。

最初の1台はどんな価格帯でどんな種類のものを選べばいいの?

さあここから本題だ。

「最初の1台をどう選ぶかについては、ご自身の用途によって変わってきます。初めてロードバイクを購入する人の主な用途としては、①主に自転車通勤で使い、休日のサイクリングでもたまに使いたい、②趣味としてのサイクリングで使いたく、長距離の本格的なライドにも挑戦したい、の2つに分けられると思います」。

①主に自転車通勤。たまに休日にサイクリングもする場合

→20万円〜30万円/アルミフレーム/シマノ・105/油圧式ディスクブレーキ/太幅タイヤ

自転車通勤を主な用途として、はじめてのロードバイク購入におすすめなモデルの一例。写真はGIANTのCONTEND AR 1 ©GIANT

「まず、フレームと呼ばれる車体の部分がアルミ製(アルミフレーム)で、コンポーネントと呼ばれる変速機やブレーキなどに関する部品がシマノ製の105というグレード、油圧式ディスクブレーキ搭載、かつタイヤが太めのタイプ(28mm〜32mmほど)を選ぶといいと思います。価格的には20万円〜30万円程度が良いです。これに当てはまるロードバイクのタイプとしては、エンデュランスロードに当たるものが多いと思います」。

②主にサイクリングとして使用。長距離にも挑戦したい

→30万円弱/カーボンフレーム/シマノ・105/油圧式ディスクブレーキ

サイクリングを主な用途として、はじめてのロードバイク購入におすすめなモデルの一例

サイクリングを主な用途として、はじめてのロードバイク購入におすすめなモデルの一例。写真はGIANTのTCR ADVANCED 2 DISC KOM ©GIANT

「長距離に挑戦したり、峠道などハードなコースにも挑戦することを視野にいれると、カーボンフレーム、シマノ・105以上のグレードのコンポーネント、油圧式ディスクブレーキのロードバイクがおすすめです。価格的には30万円弱くらいからとなります。カテゴリーとしては、オールラウンダーとエンデュランスロードが該当してきます。

カーボンフレームになるとより軽量になり振動吸収性が向上し、本格的なサイクリングに挑戦しやすくなります」。

20万円〜30万円台というと、かなり高額だと思われる。10万円程度のものではだめなのだろうか?

「もちろん、10万円程度のロードバイクでも長距離の本格的なサイクリングに挑戦できますし、自転車通勤をするにも問題ありません。ただ、せっかく始めたロードバイクを“より楽しむため”には、20万円〜30万円代がやはり良いのです。

例えば、ロードバイクが楽しくなってきて、もっと重量を軽くしたいとか、パーツをアップグレードしてみたいと思ったときに、10万円程度のロードバイクだとそれ以上アップグレードができないことが多く、結局ロードバイクを丸ごと買い直すことになりがちなんです。もちろんそのパターンでも悪くはないのですが、最初に買った10万円のロードバイクが無駄になってしまいます」。

なるほど。そもそも高い買い物なのだから、後々のことを考えると最初からそこそこ良いものを買ってしまった方がトータルではメリットが多いですよ、ということなのだ。

カーボンフレームとアルミフレームの違いって?

カーボンフレームとアルミフレームという話が出てきたが、それぞれの違いは?

「現在、ロードバイクの車体(フレーム)にはカーボンとアルミのどちらかが使われることが多いです。昔ながらのクロモリと呼ばれる鉄(スチール)の素材も使われることがあります」。

アルミフレーム

アルミフレーム

「アルミフレームは鉄よりも軽くかつ比較的頑丈で、カーボンに比べると廉価ですが、カーボンよりは重量が重くなります。現在はエントリーグレードのロードバイクに採用されることが多いです」。

カーボンフレーム

カーボンフレーム

「一方、カーボンフレームはアルミよりも軽く振動吸収製に優れており、長距離を走っても疲れにくいという性質があります。しかし、その分アルミに比べて高価です。現在はミドルグレード以上のロードバイクのほとんどがこのカーボンフレームになっています。

繰り返しとなりますが、より楽しく、楽に走りたいのなら、このカーボンフレームを採用したモデルがおすすめです」。

リムブレーキ/ディスクブレーキ?

ブレーキにも種類があるのか?

リムブレーキ

リムブレーキ

「主にリムブレーキとディスクブレーキの2つがあります。近年はディスクブレーキが主流になってきていて、リムブレーキを採用しているのはフレームセットと呼ばれる車体のみで販売しているハイエンドモデルか、廉価なエントリーグレードのモデルのどちらかのみという傾向があります。

リムブレーキというのは、ホイール(車輪)のリムと呼ばれる側面を直接ブレーキで挟み込むタイプです」。

(油圧式)ディスクブレーキ

(油圧式)ディスクブレーキ

「一方、ディスクブレーキはブレーキローターをブレーキで挟み込むタイプで、特に油圧式の場合は軽い力で天候に関わらず安定した制動力を発揮します。繰り返しとなりますが、こちらを採用しているロードバイクがおすすめで、そして近年では主流です」。

価格は高ければ高いほど良い?

ここまでで最初の1台としておすすめなロードバイクの選び方は分かった。さて、50万円だとか60万円、中には100万円以上するモデルもあるが、価格が高いほど性能は良いのだろうか?

「確かに価格が高いほど性能が良くなり、そして重量も軽くなっていく傾向はあります。予算が許すならば、価格が高いモデルを買った方がより良い走りを楽しめるということは言えるでしょう。

しかし、逆に高すぎて“自分の手に負えなくなる”ということもあります。特に100万円を超えるようなハイエンドモデルになってくると、種類にもよりますがレースで勝つための性能を優先したものが多くなってきます。そうしたモデルでは逆に疲れやすくなる場合もあります。

一方で、“初心者にとっても良い高級モデル(高級パーツ)”というものもあります。最たる例は電動変速機です。コンポーネントと呼ばれる主に変速にかかわる部品の主要なメーカーはシマノなのですが、シマノでいうとDI2(ディーアイツー)という電動変速タイプで、かつフレームの部分がミドルグレードのカーボンフレームのモデルだと、初心者にとって乗り心地も良く性能が良いうえに、変速が電動式になるので楽になります」。

シマノのDI2という電動変速機

シマノのDI2という電動変速機。写真は変速レバー部分(ブレーキも兼ねている)

「機械式と呼ばれるオーソドックスな変速機だと変速はワイヤで引っ張って行うのである程度指の力が要るし、変速するときに少し独特の技術が必要だったりします。意外とこの変速動作は長い距離になるほど疲れる要因の一つになるんです。DI2に代表される電動変速機だと、変速レバーを軽い力でクリックするだけで確実に変速してくれるので、長距離を走るときに非常に楽です。また、変速の調整も簡単で、ショップへメンテナンスを依頼する頻度が少なくできる傾向があります。

自分にとってどのくらいの価格のどんなモデルが適切か、というさじ加減は難しい面もあるので、そこはぜひスポーツ自転車専門店のスタッフに相談して決めてください。そういう意味でも、専門店で買うことをおすすめします」。

ロードバイクと合わせて最低限必ず買うべきアイテムとは?

「かなり多くのものを一緒にそろえるべきなのですが、最低限必要になるものに限って説明します」。

フロアポンプ(空気入れ)

フロアポンプの一例

フロアポンプの一例

「まずはこれです。ロードバイクは空気圧の管理が大切です。タイヤメーカーが推奨するように、自分の体重にあわせた空気圧にセッティングすることが大切となります。また、普通の自転車に比べるとタイヤが細いものが多く、空気の抜けは速い傾向があります。なので、できれば毎回ライドへ出るたびに適切な空気圧まで入れる作業を行ってほしいので、必ず自宅に備え付けるフロアポンプは買ってください。

空気圧が低すぎるとパンクの原因となります。安全に楽しいライドをするためにも、日頃の空気圧管理は必須です」。

フレンチバルブ

フレンチバルブ

フロアポンプに備えらているメーター

フロアポンプに備えらているメーター

「また、フロアポンプといっても、ホームセンターで売っているようないわゆるママチャリ用ではだめです。スポーツ自転車用のフレンチバルブ(仏式バルブ)に対応した、メーター付きのポンプを買ってください。ロードバイクのほとんどはフレンチバルブで、これに対応していないポンプは使えません。また、先ほど説明したように適切な空気圧に高める作業が必要なので、メーターも必須です」。

ロードバイク向けのヘルメット

ロードバイク向けのヘルメット

ロードバイク向けのヘルメット

「次にヘルメットです。万一落車したときに命を守るためにも必ず必要なものです(なお、法律の改正で着用が努力義務となることが決まり、一年以内に施工される)。

ヘルメットといっても何でも良いわけではなく、ロードバイク向けのヘルメットを選んでください。空気抵抗が少なく、通気性が良いうえ、軽量な作りになっているからです。重くて通気性の悪いヘルメットをかぶっていると、長距離走っているときに疲れやすくなってしまいます」。

(フロント)ライトとテールライト

ライトとテールランプ

(フロント)ライト(ヘッドライトとも言う)とテールライト(テールランプとも言う)

「これは道路交通法で装着が義務付けられたものでもあり、夜間に安全に走るためにも必ず装着してください。どんなアイテムでも良いわけではなく、ロードバイクのスポーツ走行に適したモデルを選んでください。ホームセンターなどで売られている安価なモデルでは、明るさが十分でないことが多いです」。

カギ(サイクルロック)

サイクルロック

サイクルロック

「ロードバイクは車重がかなり軽く、駐輪中に簡単に持って行かれてしまいます。サイクリング中は休憩でコンビニやトイレに立ち寄ることが多いので、そうしたときに盗難に遭わないよう、ポケットに入るくらいの軽くてコンパクトなタイプで構いませんから、必ずサイクルロックを携行してください」。

ベル

ベル

ベル

「ベルは道路交通法で装着が義務付けられているので、必ず装着してください。ロードバイクを買うと一緒に付いてくる場合が多いですが、付いてこないモデルもありますので、その際は別途購入して装着するようにしてください」。

ペダル

フラットペダル

フラットペダル

「え、ペダル!?と思うかもしれませんが、ここまででおすすめした20万〜30万円台のロードバイクだと、ペダルが付属してこない場合が多いです。ペダルを自分の好みのものを装着して使うことが前提となっているためです」。

ペダルが付属しないロードバイクは多い

ある程度グレードの高いロードバイクの場合、ペダルが付属してこない場合が多い

「その場合はペダルが必要になります。おすすめはフラットペダルです。普通の靴でもこぐことができる、オーソドックスなタイプです。これもスポーツ自転車用のものがあるので、それがおすすめです。

他に“ビンディングペダル”というものもあり、これはスキーのビンディングのようにペダルへ足を固定するタイプです。最初からこちらを選ぶのもありです(次の章で詳しく)」。

自転車向け保険

「モノではありませんが、自転車向け保険は東京都をはじめ、主要な自治体では条例で加入が義務付けられています。万一事故を起こしてしまったときへの備えとして、加入は必須と考えてください」。

興味があればそろえた方が良いアイテム

「以上が必須アイテムですが、次に優先順位が高いと言うか、“なくてもロードバイクには乗れるけど用意すると良いアイテム”について紹介しましょう」。

ロードバイク用ビンディングペダル

ロードバイク用ビンディングペダル

ロードバイク用ビンディングペダル。写真はシマノ製

「ペダルに足を固定できると、実はより楽に・効率良く・安定してペダルを回すことができるようになります。ロードバイクに乗り慣れてきた人の多くがこのビンディングペダルを使うようになります。

ですが、慣れないとペダルを外しそこねて転んでしまう場合があるので、最初はフラットペダルでロードバイクの基本操作や乗車方法について習得するまで乗り、ある程度経験を積んできたらこのロードバイク用ビンディングペダルに移行すると、だんだんとグレードアップしていくようにもなるので楽しいです」。

ロードバイク用ビンディングシューズ

ロードバイク用ビンディングシューズ

ロードバイク用ビンディングシューズ

「上で紹介したロードバイク用ビンディングペダルを使うには、対応するロードバイク用ビンディングシューズが必要になります。これを履くと、先ほど説明したように効率良くペダリングできるようになりますし、いかにもロードバイクに乗っている感じがして、とても楽しいですよ。

いきなりビンディングペダルとビンディングシューズを買ってしまうのもありです。スポーツ自転車専門店なら、初心者向けに足をペダルに固定する→外すというやり方を練習させてくれることが多いです。最初から練習して慣れてしまうと、楽しくロードバイクに乗る近道にもなります」。

サイクリングウェア

サイクリングウェア

サイクリングウェア

「ロードバイクに乗ったときの動きを妨げないのであれば服装はどんなものでも構いませんが、専用のサイクリングウェアを着ると、快適に長距離を走ることができます。

ロードバイクをはじめとしたスポーツ自転車に乗るのに最適化されており、背中にポケットがついていて荷物を運ぶこともできます。空気抵抗も軽減してくれます。サイクリングパンツにはパッドが入っていて、長距離を走ったときにお尻が痛くなったり股ずれを防いでくれ、特にこのパッドは力を発揮してくれます。

ですが、多くが“ぴちぴち”と体にフィットするタイプなので、最初は着るのに抵抗があるかもしれません。が、ロードバイクで本格的なサイクリングに挑戦しだすと、自然と欲しくなってくるものです

こしたロードバイク周辺アイテムについては、乗っているうちにあれが必要、これが必要と分かってくるので、それにともなってそろえていくのでOKです」。

購入後の定期的メンテナンスが必要

「ロードバイクは買ったら終わりということではなく、定期的なメンテナンスが必要です。

特にブレーキまわりなどの安全にかかわる部品は基本的には消耗品であり、定期的な部品交換と調整などのメンテナンスが必要となります。先に説明しましたが、これは個人で行うのは難しいので、きちんと購入したショップへ依頼することが必須です。

目安としては3か月に1回、購入したショップに持ち込んで定期点検とメンテナンスを依頼してほしいと思います」。

 

いかがだっただろうか。本記事を参考に、ぜひ最初の1台を手に入れて、快適で楽しいロードバイクライフを始めてみてほしい。