マキノ・ディスクロード スパルタンなスチールフレームを試乗

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マキノ・ディスクロード
千葉県我孫子市に工房を構えるマキノは、競輪選手のフレームはもちろん、ロードバイクからツーリング車、小径車まで幅広い車種のオーダーフレームを手掛けてきた、日本の代表的な工房の一つである。 今回紹介するディスクブレーキロードは、今年の1月に行われたハンドメイドバイシクル展で展示されたモデルだ。この先10年を考えるとリムブレーキ用のパーツが少なくなってくる。そんな時代に、これからもロードバイクを楽しんでもらうためにディスクブレーキに乗り換えを検討している人に向けて組まれたのがこのバイクだ。

マキノ・ディスクロード

フレーム価格/19万3600円〜(試乗車の仕様は40万4250円) トップチューブ&ダウンチューブオーバーサイズ:3万3000円、チェンステーオーバーサイズ:2万2000円、フォークブレードオーバーサイズ: 1万1000円、スルーアクスル+フラットマウント仕様:13万2000円、ボトルケージ台座追加(1箇所):1650円、メタリック塗装:1万1000円

この先10年も、ロードバイクを楽しむための一台

使用されているチューブは、メインフレームには競輪フレームにも使われるカイセイのウルティマR。シートステーは同じくカイセイの8630、チェーンステーはコロンブスのライフという構成。フォークもカイセイのチューブを使っている。 このチューブセットなどはあくまでも一例で、オーダーフレームゆえに、オーナーに合わせてジオメトリはもちろん、チューブセットなどをアレンジしてもらえる。オーダーのプロセスは、まずは今乗っているバイクや、マキノの試乗車でローラー台に乗ってペダリング、フォームや関節の動き具合などをつぶさに見てもらう。そしてバイクをどのように使うのかをヒアリングして、フレームの設計を固めていくという。ビルダーと一緒に一台を作り上げていくのだ。

DETAILS

フォークエンド

フォークエンドは、自社設計のオリジナル。適度に厚みがあり、ホイールを入れたときにスルーアクスルがすんなり入るよう、内側にハブシャフトを受けるくぼみがある

リヤエンド

リヤエンドはディスクブレーキ台座まで一体になったものを、フレームに合わせて削り加工をして使っている。台座の精度が出やすく、それでいて見た目もシンプル

ボトルケージ

ダウンチューブ下にあるボトルケージ台座はオプション。メンテナンス性を考えてケーブルは外通しだが、希望すればフレームへの内蔵加工(BB周辺は外を通る)も可能

シートステーブリッジ

フレームリヤビューのアクセントになっているシートステーブリッジは、オーナーの走り方や体重を考慮して付ける位置や形状をアレンジしてくれる。チェーンステーブリッジも同様

SPEC

フレーム╱スチール フォーク╱スチール メインコンポ╱シマノ・アルテグラ R8020 ホイール╱スコープ・S3 タイヤ╱パナ レーサー・アジリストデューロ 700×28C ハンドル╱デダ・ゼロ100 ステム╱デダ・ゼロ100 サドル╱セライタリア・SLRブー ストTM シートポスト╱デダ・ゼロ100 サイズ╱オーダー カラー╱オーダー 試乗車重量╱8.84kg(ペダル、ボトルケージなし)

GEOMETRY

マキノ・ディスクロードのジオメトリ図

SIZE

マキノ・ディスクロードのジオメトリ表
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