プレイアトレ土浦が来年3/19グランドオープン サイクルホテル「星野リゾート BEB5 土浦」が誕生

日本最大級の体験型サイクリングリゾート「プレイアトレ土浦」の3~5F に、2020年3月19日(木)、サイクリングホテル「星野リゾート BEB5 土浦(ベブファイブツチウラ)」がオープンする。

2018年3月29日にオープンした「プレイアトレ土浦」。第1弾は「りんりんスクエア土浦」、第2弾は「ステーションロビー」、第3弾は体験型ブックストア「天狼院書店」と地元茨城の人気フードショップを組み合わせたマーケットゾーンと、アップデートを繰り返してきた。オープン2周年を迎えるにあたり、第4弾オープンとしてBEB5土浦を新たにに加え、全館グランドオープンを迎える予定だ。

 

BEB5土浦

左から星野リゾートの星野佳路代表、アトレの一ノ瀬俊郎社長、茨城県の大井川和彦知事。3人は発表会に自転車で登場した

 

2019年9月30日(月)、BEB5土浦の概要の発表会が東京・千代田区で行われた。

星野リゾートが運営するBEB5土浦の合言葉は「ハマる輪泊」。輪泊は、自転車と宿泊を掛け合わせた滞在を指す造語だ。自転車に興味がない人もその魅力に「ハマる」、生粋の自転車好きから、ちょっと興味がある人、ダイエット、ファッション、キッズの自転車デビューまで、あらゆる自転車ニーズに「ハマる」ホテルを目指す。

プレイアトレの他の施設と同様に自転車に乗ったままでチェックイン、チェックアウトができ、部屋に愛車を持ち込んで一緒に泊まれる客室もある。

「BEB5 軽井沢」に続くBEBブランドのホテルの2店舗目。コンセプトは「居酒屋以上旅未満 仲間とルーズに過ごすホテル」で、アクティブに旅を楽しむ若者たちをターゲットにしている。星野リゾートの星野佳路代表によれば、旅の概念は変わってきているという。飛行機や船などを使って長距離を移動するのが旅なのではなく、若者たちにとってはバスで隣町に行くのも旅なのだ。東京駅からJRで土浦駅に行くのも旅と言えるだろう。

また、宿泊料金が変動することが、若者に旅にでることを躊躇させる原因になっているという。そこで、BEB5土浦では、宿泊者全員が35歳以下なら、1室1万2000円、3人で利用すれば1人4000円で泊まれる、時期や曜日による変動のない均一料金制のプランが設けられる(年齢はチェックイン時点、料金は税抜、食事別、2019年9月30日時点のもの)。

さらに、プレイアトレ土浦内のショップとの連携や、「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の活用に加え、愛車メンテナンスサービス、ダイエットライドなど、あらゆる角度から自転車にハマれる宿泊プランも検討している。

 

BEB5土浦

サイクルルームのイメージ

BEB5土浦

24時間オープン、飲食物持ち込み可のパブリックスペース「TAMARIBA」のイメージ

BEB5土浦

フロントのイメージ。DJブースになっている

BEB5土浦

朝食のイメージ

 

なお、BEB5土浦は茨城県宿泊施設立地促進事業の第1号に認定され、茨城県の大井川和彦知事からアトレの一ノ瀬俊郎社長に認定証が授与された。

星野リゾート BEB5 土浦
所在地:〒300-0035 茨城県土浦市有明町 1-30
施設構成:客室、パブリックスペース「TAMARIBA」(カフェ、ライブラリーを含む)、ショップ
客室数:90室
料金 :1泊6000円~(2人1室利用時1人あたり、税抜、食事別)
アクセス:JR土浦駅直結
開業日:2020年3月19日