あなたの街のシマノサービスセンター〜兵庫・サイクルショップカンザキ 伊丹店
目次
シマノ製品のサービス拠点となる自転車ショップが「シマノサービスセンター（SSC）」だ。その、全国各地のSSCをシリーズとして紹介していこう。今回は兵庫県伊丹市にある「サイクルショップカンザキ 伊丹店」だ。
マウンテンバイクと小径車に強いお店
サイクルショップカンザキ 伊丹店の外観。わずかではあるが、電動アシスト自転車を中心に一般自転車も扱う
サイクルショップカンザキ 伊丹店の店内の様子
前回紹介したサイクルショップカンザキ 吹田店に続き、今回は大阪を中心に6店舗を展開するサイクルショップカンザキの「伊丹店」だ。“カンザキ”の中でも唯一兵庫県内にあるスポーツ自転車専門店となる。
店内に展示されたマウンテンバイクと小径車
伊丹店はマウンテンバイク（MTB）と小径車およびそのカスタムに強いことが特徴だ。店内では確かに他店に比べてマウンテンバイクと小径車の展示が多い。お客さんもやはりそれらを求めて来店する人が多いとのこと。マウンテンバイクと小径車どちらも得意という組み合わせは珍しく、興味深い。もちろん、ロードバイクを含め全ジャンルしっかりとカバーしている。
「スタッフ自身が全員マウンテンバイクと小径車のどちらにも乗っていて、両方とも好きなんですよ」と店長の渡邉耕平さん。渡邉さんは長年ダウンヒルやトレイルライドに取り組むグラビティ系ライダーで、かなりの上級者だ（そして小径車カスタムも大好き）。
主なスタッフの二人。左は渡邉店長。右は三宅暁登さん。三宅さんは「ヒルクライム・小径・サイクリング担当」。ヒルクライムレースにも出場している
「私自身がダウンヒルを得意としていることもあり、下り系のマウンテンバイクのメンテナンス・カスタムもお任せください。サスペンションのメンテナンスもできますよ」と渡邉さん。なかなかマウンテンバイクのコアなところまで触れるお店は少ないので、これは心強い。
お店周辺のライド環境の良さも魅力だ。アクセスしやすい場所にトレイルライドができる場所が多くある。また、ダートジャンプができるパークも近隣に位置する（ちなみに、渡邉店長はダートジャンプもやる）。こうした、マウンテンバイクに乗りやすい環境もお店の魅力の一つであろう。また、毎月1回ショップイベントとしてトレイルライドも開催している。
他にも、グラベルライド、ロード上り練習会、ロードサイクリング会と、毎週何かしらのショップライドイベントを主催。さまざまなジャンルの自転車に乗って楽しむという面もカバーする。
サイクルショップカンザキ 伊丹店のここがポイント！〜「お客様が本当にそれで楽しめるのか？」を追求
サイクルショップカンザキ 伊丹店はメリダパートナーショップになっているため、メリダの展示車両が多い
渡邉店長に、SSCに加入した理由とお店として大切にしていることについて聞いた。
「SSCに加入したのは、ショップとしてより高い技術力を持ち、お客様により安心して自転車に乗っていただけるようにするためです。そのためにはぜひとも加入したいと考えました。
お店として大切にしていることは、お客様にその自転車が合っているのか、ちゃんと楽しめるのかを第一に考えることです。自転車って、楽しんでナンボだと思うんです。
例えば割引率が高い自転車を選ぶお客様がいたとして、もしもその方の使用用途から離れていて合っていないと思うときは、“それを選んでも楽しめないのではないですか？”と、はっきりとお伝えします。なので、在庫処分をしたいからとゴリ押しするようなことも絶対にしません」。
“お客さんが本当に楽しめるのか”を第一に考えて接客・販売してくれるお店。それがサイクルショップカンザキ 伊丹店だと感じた。
シマノサービスセンターとは？
シマノ製品のサービス拠点としての役割を果たす自転車ショップ。専門技術・知識を持つプロが常駐し、バイク購入の相談から購入後のメンテナンスまで安心して任せられる。他店購入の自転車の持ち込みがOKなのも特徴だ。詳しくは、『シマノユーザー必見！ シマノサービスセンターって知ってる!?』の記事をチェックしよう。
