エッシュボールン~フランクフルト2023はクラーウアナスンが初優勝
UCIワールドツアーのエッシュボールン~フランクフルトが、5月1日にドイツで開催され、デンマークのセーレン・クラーウアナスン(アルペシン・ドゥクーニンク)が、逃げ切った10選手でのゴールスプリントを制して初優勝した。
2位はオーストリアのパトリック・コンラッド(ボーラ・ハンスグローエ)、3位はイタリアのアレッサンドロ・フェデリ(Q36.5 プロサイクリングチーム)だった。
フランクフルト郊外のエッシュボールンをスタートし、タウヌス山地を巡った後、フランクフルト市街地でゴールするエッシュボールン~フランクフルトは、例年集団ゴールスプリントになっていたが、今年は最後に越えたマンモルスハインの坂で、10人の逃げ集団が形成された。
逃げはフランクフルト市街のローカルラップに入った残り14kmで集団に1分差を付け、最終周回でもまだ20秒差を持っていた。彼らはそのまま逃げ切り、残り2kmでゲオルグ・ツインマーマン(アンテルマルシェ・シルキュス・ワンティ)がアタックを試みたが、マルク・ヒルシ(UAEチーム・エミレーツ)がそれを許さなかった。
最後はクラーウアナスンが先頭でゴールスプリントを開始し、誰も彼を追い越す事はできなかった。
■初優勝したクラーウアナスンのコメント
「最後には予想していた以上の上りがあった。2回目のフェルドベルグ越えでは本当に苦しめられた。でも、決して諦めなかったから、レースはボクにとって完璧なグループで終わった。この勝利はとても意味がある。長い間勝ってなかったからね」
■第62回エッシュボールン・フランクフルト 結果
[5月1日/UCIワールドツアー/ドイツ/203.8km]
1. KRAGH ANDERSEN Søren (ADC / DEN)4h51’27”
2. KONRAD Patrick (BOH / AUT)
3. FEDELI Alessandro (Q36 / ITA)
4. HIRSCHI Marc (UAD / SUI)
5. ROTA Lorenzo (ICW / ITA)
6. STEINHAUSER Georg (EFE / GER)
7. ZIMMERMANN Georg (ICW / GER)
8. WILLIAMS Stephen (IPT / GBR)
9. HERMANS Ben (IPT / BEL)
10. MARCELLUSI Martin (GBF ITA) + 00:03