4月1日（土）〜2日（日）に開催したDOWNHILL SERIES 2023 #1 ゆとりすとパークおおとよ大会（高知県）。
2023年のDOWNHILL SERIESの開幕は、シリーズ開始10年目にして初めての四国開催となった。

土曜日、標高777m会場へ到着した参加者を迎えてくれたのは息を呑むほどの素晴らしい雲海。そんな雲海の名所でもある四国のど真ん中、高知県の「ゆとりすとパークおおとよ」内のキャンプ場に面する山に、今大会でしか走ることのできない特設コースがつくられた。

コースを設定した現地オーガナイザーである高知市のMTBショップ・Swankysは、20年以上もダウンヒル競技の公式戦を転戦している四国の名門ショップ。今回のレースコースは500mほどと短めではあったが、長年様々なフィールドを見てきた経験が生かされたコースは、「何もないように見えて難しい」とライダーたちが口を揃えるテクニカルなものに仕上がっており、北海道から九州まで、日本各地から集まった101人のライダーたちが2日間、初開催の会場を満喫した。

優勝タイムは50.894秒。2022年シーズンの#6 宮崎県法華嶽大会（宮崎県）、最終戦 #7 菖蒲谷森林公園大会（兵庫県）に続き、羽口鉄馬が3連勝を飾った。2位には#7 菖蒲谷森林公園大会（兵庫県）に続き、0.758秒差で15歳の土屋聖眞（カトーサイクル）が入った。

10シーズン目のDOWNHILL SERIES も無事に開幕した。
次戦は5月13日（土）〜14日（日）、熊本県・吉無田高原DHコースでの開催となる。
エントリーは4月12日ごろ開始予定。

決勝 全クラス総合リザルト（参考）