チームバイク図鑑2023 コフィディス

1秒でも速くゴールへ――。そんな選手たちの願いも乗せて走るロードバイク。ワールドツアーを走るバイクには、各社が威信を懸けて作り上げた最先端のモデルが投入され、選手たちを勝利へと導く。開幕戦のツアー・ダウンアンダーに持ち込まれた、コフィディスが駆るルックのバイクを見てみよう。

プロトタイプ

LOOK
PROTOTYPE

ルック・プロトタイプ

フランスの名門ルックがコフィディスとのタッグによりロードレースの最前線に戻ってきた! 同チームとは2014年以来、9年ぶりのタッグだ。当時のフラッグシップは695だったが、現在は「795ブレードRS」へと進化を遂げている。約10年の間に走行性能や空力性能に磨きを掛けてきたルックだが、コフィディスへの供給に際してシーズン早々、新たなフラッグシップを投入してきた。正式な製品名は未発表だが、カムテールとおぼしきチューブ形状、ドロップドシートステー、フル内蔵のワイヤ、オリジナルのステム一体型エアロハンドルなど、エアロ性能を徹底的に追求。同社トラックバイクの造形を彷彿(ほうふつ)とさせるBBまわりのデザインなど、ルックのアイデンティティが随所に盛り込まれる。直線的なデザインも美しい。足回りはコリマホイール×ミシュランタイヤ。フランスチームらしいアッセンブルの1台だ。

使用機材DATA
フレーム:ルック
メーンコンポ:シマノ
ホイール:コリマ
タイヤ:ミシュラン
ハンドルセット:ルック
サドル:セライタリア
ペダル:ルック

795ブレードRSディスク

LOOK
795 BLADE RS DISC

ルック・795ブレードRSディスク

●プロトタイプ
価格未定
●795ブレードRSディスク
フレームセット価格/60万5000円

※掲載価格はプロチームが使うモデルと同等もしくは近似グレードのものです。プロチームが使用する車体は、カラーリングやパーツアッセンブルが異なる場合があります。モデルによっては国内で取り扱いのない場合もあります。一部、写真は市販モデルを含みます。