QNリーグが2023-2024シーズンのリーグ対象レースと協賛社を発表
目次
2023年3月20日より選手登録受付を開始!
サイクルロードレースの女子リーグ「クイーン・リーグ(Qリーグ)」、ジュニアリーグ「ニュー・エイジ・リーグ(Nリーグ)」は、リーグ協賛とシリーズ戦提携大会の協力により、新型コロナの影響が残るなか、2022-2023シーズンのシリーズ全13戦のうち計11戦を行い、最終戦の3月5日「しもふさクリテリウム MATRIXヒヤリハンター杯 3月」で無事にシーズンを終えた。
QNリーグ来シーズン(2023-2024シーズン)の選手登録受付は2023年3月20日(月)より開始する。また、同リーグではお馴染みであり最大の目玉である「ポイントリーダー」に授与されるリーダージャージ、表彰協賛とともに、そのポイントを獲得できる対象レースの加盟団体とシリーズ戦スケジュールも決定した。
女子Qリーグおよび中学生Nリーグの選手登録開始
女子の高校生以上を対象とした「クイーン・リーグ(Qリーグ)」、そして中学生男女を対象とした「ニュー・エイジ・リーグ(Nリーグ)」の選手登録を、2023年3月20日(月)正午より下記サイトから受付開始する。
* Qリーグ・Nリーグ公式ホームページ
http://www.jbrain.or.jp/q-n-league/index.html
(受付画面は下にスクロールして、リーグ登録入力WEBアドレスをクリックしてください)
今シーズンの登録条件は以下のとおり(詳細は登録専用フォームや公式ホームページをご確認ください)。
*女子リーグ「クイーン・リーグ(Qリーグ)」
登録条件自転車レースに参加できる高校生以上の女子Qリーグのカテゴリー区分:
女子は高校生以上の女子選手が対象とし、カテゴリーは「Q」とする。この「Q」登録選手は対象大会の結果によりポイントを付与、ランキングトップの選手にはポイントリーダージャージ「アメジストジャージ」を授与する。
*ジュニアリーグ「ニュー・エイジ・リーグ(Nリーグ)」
登録条件自転車レースに参加できる中学生男女Nリーグのカテゴリー区分:
中学生男子は「N」、中学生女子は「NW」とする。この「N」および「NW」の登録選手は対象大会の結果によりポイントを付与、ランキングトップの選手にはポ イントリーダージャージ「バトルマリンジャージ」を授与する。
*登録費および登録受付の締切日
今シーズンもリーグシーズンは「4月1日から翌年の3月 1日まで」。
そして登録の締切日を3つに分けて募集し、中途でも登録しやすくしている。
さらに今期から「継続」と「新規」の区別を無くす一方で、登録費を2パターンで選択できるようにした。
・リーグ登録費(シーズン 1年間、保険費を含む)※Q・Nリーグ共通
◎スポーツ安全保険なしプラン:
既に選手自身が自転車に関する保険に入っていることを条件として、1人 1,000円で登録できるプラン
※申込時に必ず加入している自転車関連保険を明記してもらうことを条件として選択可能とする。
◎スポーツ安全保険付きプラン:
スポーツ安全保険に加入を希望する場合に選択する。1人2,500円で登録できるプラン
※加入する保険は、Qリーグが区分「C」、Nリーグは区分「AW」となります。特に Nリーグ=中学生が入れる該当保険が「レース時」のほか「レース以外での自転車練習時」、更には「感染症」でも補償対象になるのでお薦めしています。
この保険の補償など詳細はこちら
https://www.sportsanzen.org/
※登録の期間登録期間は「2023年3月20日(月)から 2024年3月31日シーズン終了までの入金確認分」です。募集サイト窓口を今シーズンより変更し、年度内の通年募集に変更となりました。下記の期間内であれば、いつでもリーグ登録が可能になり、各シリーズ戦のレース開催 3日前までに登録を完了すれば、その直後のシリーズ戦からレース結果によるポイント加算が可能となります。
<2022-2023シーズンへのリーグカテゴリー変更について>
昨シーズンのカテゴリー運用内容から今シーズンへの変更点はない。
女子リーグ「クイーンリーグ(Qリーグ)」のカテゴリーは「高校生以上の女子」を対象とした「Q」の 1つ。現在、多くの市民レースを中心に活躍をする女子選手はQリーグへの登録がお勧め。
ジュニアリーグ「ニューエイジリーグ(Nリーグ)」のカテゴリーは 2つで、「中学生男子」が対象の「N」と、「中学生女子」が対象の「NW」。中学生の男子・女子選手はぜひ。
QNリーグ加盟レースの主催団体&カレンダー
Qリーグおよび Nリーグのポイント獲得対象レースは、同リーグの趣旨や運営に賛同する下記シリーズ大会とタッグを組み、「リーグ対象レース」として各カテゴリーに対応したクラスのレースにリーグ登録選手が出走することで、レース結果に基づいたポイントを獲得しランキングを競う旨の同意を得ている。
<Qリーグ・Nリーグ対象レース主催団体>
もともと女子やジュニアカテゴリーのレースを積極的に開催しており、同リーグの趣旨に賛同する下記のレース運営団体に「ポイント対象レース」として協力を得ている。今期も関東や東北・福島県を舞台としたシリーズ戦に更なる広がりを期待できる。
・サイクルロードレース協会東日本事務局(チャレンジリーグ)
https://crra.powertag.jp/
元プロ選手が企画するレース企画、発足当時からジュニアや女子レースが充実。小学生チャンピオンシリーズや、女子だけの「参加費レディース割引」も実施。
・合同会社 LinkTOHOKU(福島復興サイクルロードレース)
https://tour-de-fukushima.jp/
2011年・東日本大震災の復興を目指し始まったレースシリーズ。地元出身・在住の代表による地元密着型レース企画。復興の未来を背負うジュニアカテゴリーも充実。今シーズンはジュニア部門及び高校生以下は選手育成を目的としてエントリー無料大会も設定あり。
・株式会社ウォークライド(大磯クリテリウムほか)
https://walkride-cycling.info/
神奈川県を中.とした、気軽に参加できるレースを企画。特に大磯クリテリウムは都内近郊からも参加しやすく人気が高い。発足当時から女子とジュニアのクラス設定あり。
・サイクルスポーツマネージメント株式会社(宇都宮ブリッツェン運営会社)
https://www.blitzen.co.jp/
地域密着型自転車プロチームの草分け的な存在である「宇都宮ブリッツェン」を運営する一方で、10年以上にわたるジュニア育成チームやクラブチームの運営、自転車関連イベントやレース運営もおこなう。
<Qリーグ・Nリーグポイント対象レース・2022-2023シーズンカレンダー>
Qリーグは、本格的なレース(JBCFなど)へのステップとしてロング系やエンデューロレースも対象に追加、クリテリウム系を減らし上り系のロードレースを増やした。
Nリーグについてはロードレースの基礎的な走り方を学べ、成長期の体に負担が少ないクリテリウムを多めにしている。
※8/19および 8/20レース参加選手に先着順で 8/19の宿泊斡旋と宿でのリーグ交流会・セミナー開催を予定。
※9/9-10:ツール・ド・ふくしまは最新の各リーグリーダー招待を主催へ打診中です。
第1戦:Q/N/NW
2023年5月7日(日)
シリーズ開幕戦:しもふさクリテリウム MATRIXヒヤリハンター杯 5月(チャレンジリーグ主催)
https://shimofusa-criterium.powertag.jp/2023/5/outline.html
※エントリー開始しています
*リーグ対象レースは以下のとおりです。
Qリーグ高校生以上女子:レディース
Nリーグ中学生男子 N:中学生
Nリーグ中学生女子 NW:レディース
第2戦:Q/N/NW
2023年 5月 27日(土)
わたらせクリテリウム第1戦(宇都宮ブリッツェン主催)
第3戦:Q/N/NW
2023年 7月 9日(日)
そでがうらサマーサイクルロードフェスタ(チャレンジリーグ主催)
第4戦:Qのみ
2023年7月17日(月・祝)
あぶくま洞ヒルクライム(福島復興 CRR主催)
第5戦:Q/N/NW
2023年7月30日(日)
群馬 CSCロードレース(ウォークライド主催)
第6戦:Q/N/NW
2023年 8月 19日(土)
ツール・ド・浜南※仮称(福島復興 CRR主催)
第7戦:Q/N/NW
2023年 8月 20日(日)
小野こまちロードレース(福島復興 CRR主催)
第8戦:Q/N/NW
2023年 9月 3日(日)
しもふさクリテリウム 9月(チャレンジリーグ主催)
第9戦:Q/N/NW
2023年 9月 16日(土)
わたらせクリテリウム第2戦(宇都宮ブリッツェン主催)
第10戦:Qのみ
2023年10月1日(日)
箱根ヒルクライム(ウォークライド主催)
第11戦:Q/N/NW
2023年10月15日(日)
伊豆 CSCロードレース(ウォークライド主催)
第12戦:Q/N/NW
2023年11月18日(土)
ウインターサイクルマラソン inそでがうら(チャレンジリーグ主催)
第13戦:Q/N/NW
2023年11月19日(日)
大磯クリテリウム第 2戦(ウォークライド主催)
第 14戦:Q/N/NW
2024年2月18日(日)
大磯クリテリウム第 5戦(ウォークライド主催)
第15戦:Q/N/NW
2024年3月3日(日)
シリーズ最終戦しもふさクリテリウム 3月(チャレンジリーグ主催)※
※そでがうら2大会でのQリーグ対象レースは120分エンデューロレースとする(福島復興 CRR=福島復興サイクルロードレース)
※各加盟レースでのリーグ該当クラスはこちら(該当クラスは変更する場合がありますので、毎レースごとにご確認ください)
http://www.jbrain.or.jp/q-n-league/race-profile.html
※上記のほか新たなシリーズ戦レースが決定した場合は、QNリーグ公式ホームページで発表します。
*加盟レースへの参加申し込み方法
各大会の申し込み受付サイトより、参加申込みと同じ方法でお手続きください。大会参加費も各大会の参加費に準じてお支払いください。
※受付完了後、エントリーを締め切ってからQNリーグで登録選手のエントリーを確認しますので、加盟レースのエントリー締切日後にリーグ登録いただいた場合でもポイントランキングへ対応します。ただし事務処理の都合上、レース開催日の3日前までにはリーグ登録を完了するようにしてください。
ポイントリーダージャージの協賛メーカー、リーダー表彰副賞の協賛社
昨シーズンと同様に、女子Qリーグのポイントリーダーには「アメシストジャージ」、中学生Nリーグの中学生男子「N」と中学生女子「NW」のポイントリーダーには「バトルマリンジャージ」を授与します。
同時に、リーグポイントリーダー表彰協賛社から豪華副賞も授与します。
リーグポイントリーダージャージスポンサー:BIORACER/ビオレーサー
https://bioracer.jp/
女子:クイーン・リーグ(Qリーグ)のポイントリーダーが着用できる「アメシストジャージ(BIORACER製)」
中学生:ニュー・エイジ・リーグ(Nリーグ)のNとNWポイントリーダーが着用できる「バトルマリンジャージ(BIORACER製)」
また、ポイントリーダージャージ授与式で、上記のリーダージャージとともに授与される豪華副賞は、昨シーズンに続き「株式会社隼(アスリチューン)」「武田レッグウェアー株式会社(R×Lソックス)」「アイリス株式会社(EXLUB)」からの協賛が決定した。(紹介は順不同)
なお今シーズンよりリーグごとの冠スポンサーとなる。
Qリーグスポンサー:
株式会社隼(アスリチューン)
http://athletune.com/
Nリーグ中学生男子 Nスポンサー:
武田レッグウェアー株式会社(アールエル)
https://www.rxl.jp/
Nリーグ中学生女子 NWスポンサー:
アイリス株式会社(EXLUB)
https://www.iris21.jp/
※2023年 4月以降は、https://www.exlub.jpに変更予定
スキルアップ!スクールも開催
QNリーグでは、上記リーグシリーズ戦とともに、自転車を安心安全に乗りこなせるように指導する「スキルアップ!スクール」の実施も継続する。
これは「今、手元に自転車はあるけれど、上手な乗り方を知りたい」「もっと自転車を乗りこなせるようになりたい」「レースにチャレンジしたい」という最初のステップ作りに注力する企画。 その手始めとして昨年末から、栃木県栃木市藤岡町・藤岡渡良瀬運動公園内にある「わたらせサイクルパーク」において、宇都宮ブリッツェンの協力を得て自転車スクールを主催・企画した。これは、参加の際の自転車については種類を限定せず、オンロードだけでなくオフロードやパンプトラックも走りながら「自転車に乗るコツを掴み、楽しみ安全に走れるためのスクール」として指導を行う。
今後は各リーグシリーズ戦の枠内や、他のレース会場の併催でスクール実施を広げていく予定。その主催や実施についても、QNリーグだけでなく希望する団体や選手、元選手などにもリソースし、アウトソーシングしていきたいと考えている。
*近日のスキルアップ!スクール開催:
2023年 4月 1日(土)
第6回わたらせクリテリウムとの併催
今回はロードレーススクールで、申込みはこちら
https://forms.gle/DmzdhvSFmqpW6rf19(Googleフォーム)
<Qリーグ・Nリーグ実行委員会事務局代表・須藤氏よりコメント>
2020年より発足した女子 Qリーグおよびジュニア Nリーグは、女子およびジュニア選手の強化・育成を目的とし、さらなる女子とジュニア選手の自転車レース出場機会を促すことで、女子やジュニアだけが単独スタート出来るレースを数多く実現し、本来の「ロードレース」を戦い勝ち抜く日本女子選手と日本ジュニア選手を応援するために立ち上げたシリーズ制度です。
昨シリーズも新型コロナの影響によりいくつかの自転車レース開催が中止や延期となりました。しかし、その中でもレース運営側と協力しながら様々な対策を実施し最終戦まで開催することが出来ましたのは、リーグご協賛各社様、リーグ提携団体の皆様、何よりもリーグに登録いただいた選手皆様のおかげであります。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
今シーズンで 4期目となる弊リーグにおいて、Qリーグは女子ベテラン選手と新規参入や若手選手との繋がりを、シリーズ戦を通じて構築できるように、Nリーグについては日本では少子化の影響もあり、自転車競技に進む子供たちが非常に少なくなっている現状を打破するための底辺拡大、そして敷居が低く参加のしやすいシリーズ作りを引き続き企画、実施していきます。
そして今まで以上に多くの皆様へリーグ登録を募りたいと考え、登録も 2つのプランをご用意しリーグ登録がしやすいように改定しました。
今後も「女子 Qリーグ」および「中学生男女 Nリーグ」のランキング制度を通じて、日本の自転車選手の可能性と将来性を、さらに発展させたいと考えております。そして、日本自転車界の先見の明を世界に広く示すためにも、ご声援を賜りますよう、お願い申し上げます。