チームユンボ・ビスマの2019ジャパンカップアフターパーティー @東京・神田明神ホール
10月20日に栃木県宇都宮市で開催された2019ジャパンカップサイクルロードレースの翌日に、東京都内で恒例となったチームユンボ・ビスマ(オランダ)のアフターパーティーが開催された。
チームユンボ・ビスマが使用するイタリアのビアンキを、日本で販売するサイクルヨーロッパジャパンは、同チームがジャパンカップに初来日した2017年から毎年東京都内でアフターパーティーを開催し、レースファンにチームとの貴重な交流の場を提供してくれている。
今回会場となったのは、昨年末に神田明神の敷地内にオープンしたばかりの神田明神ホール(東京都千代田区外神田)。この日の午後に、東京駅近くのビアンキバイクストア丸の内(東京都千代田区丸の内)で『ロードバイク・スキルアップセミナー』を行ってから会場へ移動していた選手たちは、パーティー前に控室のラウンジで美しくライトアップされた神田明神本殿を眺めながら、リラックスしたひとときを過ごすことができた。
今年も大盛況で100人以上の参加者が集まったチームユンボ・ビスマのジャパンカップアフターパーティー。待合室で最初に振る舞われたウェルカムドリンクは、ビアンキのシンボルである鮮やかなチェレステカラーで、気分は一気に盛り上がった。
サイクルヨーロッパジャパンの高橋聡 代表取締役社長の挨拶の後、チームのリシャルト・プルッヘGMの音頭で乾杯し、パーティーはスタート。しかし、ほとんどの参加者は用意されたビュッフェには目もくれず、司会のサッシャさんが各選手にインタビューするコーナーに釘付けになっていた。
ビアンキはジャパンカップに参戦するチームユンボ・ビスマの為に、毎年日本限定のスペシャルデザインバイクを用意していて、今年は明治時代に森雄山が制作した『波紋集』からインスパイアされたという美しい渦巻き模様があしらわれていた。
パーティー会場には、ロベルト・ヘーシンクがジャパンカップで実際に使用した、そのスペシャルバイクが展示されていた。この限定モデルは今後日本で発売される予定だ。
さらに主催者はジャパンカップでのチームユンボ・ビスマの健闘を称え、チームロゴをあしらった特製のケーキも用意してパーティーを盛り上げていた。
インタビュー終了後は選手と参加者の交流タイムが設けられ、初来日したスティーフェン・クラウスウェイク(オランダ)のテーブルには長蛇の列ができていた。
主催者は日本のレースファンがプレゼントを沢山持ってくることを想定していて、選手の後ろには大切なプレゼントが迷子にならないように名前の入った大きな袋が用意されていた。そんな小さな心遣いに、チームとファンの交流を大切にするビアンキというブランドの素晴らしさを実感した。
交流タイムの後にはビアンキオリジナルグッズの抽選会も行われ、選手たちがくじを引いて当選者に直接賞品をプレゼントしてくれた。最後は参加者全員で記念撮影をして、夢のようなひとときは終わりを迎えた。
■ジャパンカップ2019のチームユンボ・ビスマ参加メンバー