チームユンボ・ビスマがビアンキバイクストア丸の内でスキルアップセミナーを開催!
2019ジャパンカップサイクルロードレースで来日したオランダのチームユンボ・ビスマが、大会翌日の10月21日に東京駅近くのビアンキバイクストア丸の内(東京都千代田区丸の内)で『ロードバイク・スキルアップセミナー』を開催した。
『ロードバイク・スキルアップセミナー』は、ストア内で固定ローラーに設置されたバイクを使用し、参加者が実際にペダリングをしてチームユンボ・ビスマの選手たちからアドバイスが受けられる夢のような企画だ。
このイベントはビアンキのロードバイクを所有し、レースやロングライドに興味があれば誰でも無料で参加できるだけでなく、ビアンキを所有していなくても見学が可能だった。事前登録していた参加者は14人だったが、当日は見学者と合わせて30人ほどのチームユンボ・ビスマファンが、ビアンキバイクストア丸の内に集った。
今年のジャパンカップで来日したのは、ベテランのロベルト・ヘーシンク(オランダ)、今年のツール・ド・フランスで総合3位になったスティーフェン・クラウスウェイク(オランダ)、ブエルタ・ア・エスパーニャで区間優勝したセップ・クース(米国)、ジャパンカップクリテリウムでスプリント賞を獲得したニールソン・パウレス(米国)、レナルト・ホフステデ(オランダ)、そして日曜日のジャパンカップ本戦で逃げて山岳賞を2つ獲得したクーン・ボーマンだ。
イベントは選手たちの自己紹介と質問コーナーから始まり、続いてペダリングとポジショニングの基礎をボーマンが実演し、ヘーシンクが解説した。途中、タイムトライアルでの解説はクラウスウェイクが飛び入りで行っていた。
その後、参加者たちは実際にバイクに乗り、選手たちがマンツーマンでサドル位置やポジショニング、ペダリングの仕方などを丁寧にアドバイスし、ビアンキバイクストア丸の内のスタッフさんが通訳してくれていた。
1時間半の夢のようなひとときはあっという間に過ぎ、最後は参加者全員で記念撮影をして『ロードバイク・スキルアップセミナー』は終了した。その後すぐに選手たちはアフターパーティー会場へと向かうはずだったが、ペダリングの実演を行ったボーマンの着替えを待つ間、参加者は選手からサインをもらったり、記念撮影をしてもらうことができた。
質問コーナーの答えをちょっとおすそ分け!
★スティーフェン・クラウスウェイク(オランダ)
■好きな日本の食べ物…刺身
■今までで一番印象的だったレース…去年のツール・ド・フランスのラルプ・デュエズ区間。先頭を一人で長く走り続けて、勝てなかったけどボクにとっては最も特筆すべきレースだった。
★ロベルト・ヘーシンク(オランダ)
■好きな日本の食べ物…寿司と刺身
■今までで一番印象的だったレース…2019年のジャパンカップ。観客がものすごく熱狂的だった。
★クーン・ボーマン(オランダ)
■好きな日本の食べ物…ご飯。特別な好物はない。
■今までで一番印象的だったレース…雪がすごかった2016年のリエージュ〜バストーニュ〜リエージュ。凄く天気が悪くて、今まで走った中で最もハードなレースの1つだった。
★ニールソン・パウレス(米国)
■好きな日本の食べ物…食べた事がないものにチャレンジするのが好きで、餃子と餅が気に入った
■今までで一番印象的だったレース…2019年のブエルタ・ア・エスパーニャは信じられないほど素晴らしいレースだった。ボクたちはプリモシュ(ログリッチェ)と走った。あまりにもたくさんの事がありすぎて、その中の一日を選ぶのは難しい。
★セップ・クース(米国)
■好きな日本の食べ物…全部好きだけど、魚卵だけはダメ。餃子も好き。米国にはないフレーバーのキットカットはとても美味しかった
■今までで一番印象的だったレース…2018年のストラーデ・ビアンケ。すごい泥だらけになって、ほとんどシクロクロスだった。クレイジーなレースだったが、フィニッシュした時は達成感があった。
★レナルト・ホフステデ(オランダ)
■好きな日本の食べ物…寿司は本当に大好き。それと抹茶ティーも好き
■今までで一番印象的だったレース…今年のブエルタ・ア・エスパーニャ全部。とりわけマドリードでの最終日は、プリモシュが勝ったから特別だった。それはボクにとって今まで自転車に乗ってきて最高の日だった。