2022BMXレーシングワールドカップ第6戦 男子U23・中井飛馬が5位

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コロンビア・ボゴタにて開催された2022UCI BMXレーシング種目ワールドカップシリーズ第6戦にて、日本人最高位は男子アンダー23の中井飛馬(5位)となった。

前日開催された第5戦に続き、晴天のベストコンディションの中シリーズ第6戦が開催された。日本チームは前日の修正点を活かした展開が多く見られたが、中井飛馬の5位が最高位となり表彰台獲得には一歩届かなかった。

今シーズン最終戦にあたる第7〜8戦が今週末同会場にて開催されるため、引き続き表彰台獲得に向けて調整を行っていく。

 

女子エリート・畠山紗英は準決勝6位、総合12位

前日の第5戦では16位でレースを終えた畠山紗英は、レースごとに感覚を取り戻し準決勝へ進出。

準決勝ではスタート直後は通過圏内の4位に位置づけたが、アウトサイドからのスタートだったため第1コーナーにてインコースを取られ5位で第2ストレートへ。追い上げて通過を狙うも、スピードを乗せ切れず6位で準決勝を終えた。

総合順位は前日より4つあげた12位となり、次週の第7−8戦では継続的に決勝進出を狙う。

2022BMXレーシングワールドカップ第6戦

#85 HATAKEYAMA, Sae (JPN)

 

<畠山紗英のコメント>
結果的には大きくは変わりませんでしたが、少しずつリズムを取り戻している感覚はあり、次週に繋がる1戦になりました。第7戦までに細かいポイントを修正し、まずは自分のベストを出せることに集中していきます。

<大会結果エリート女子>
優勝:SMULDERS Laura (オランダ)
2位:WILLOUGHBY Alise (アメリカ)
3位:REYNOLDS Lauren (オーストラリア)
12位:畠山紗英

 

男子U23・中井飛馬は5位でフィニッシュ

前日の第5戦を7位で終えている中井飛馬は、快調に駒を進めて全てのヒートにて1位を取り、全体のトップタイムで決勝へ進出。

決勝でもスタートから先頭に立ち、第1コーナーをトップで通過。第2ストレートも順調にこなし優勝が期待されたが、第2コーナーにて後続の選手にインサイドラインをつかれ後退。その後ラインを塞がれてしまい失速し、最終5位でレースを終えた。昨年、同会場にて開催されたワールドカップ第3−4戦でも両日優勝しており、得意なコースであり、高パフォーマンスを発揮していただけに悔しい結果となった。

島田遼は、総合順位は上げるも、 1/8決勝にて1人届かず敗退となった。

2022BMXレーシングワールドカップ第6戦

#519 NAKAI, Asuma (JPN)、#508 MOLINA VERGARA, Mauricio (CHI)

 

<中井飛馬のコメント>
前日の決勝でのスタートミスは改善できましたが、初歩的なミスで優勝を逃して自身に苛立ちを感じるレースでした。コンディションはとても良いので、残り2戦にて決められるように、引き続き調整していきます。

<島田遼のコメント>
スタートで少しタイミングを遅れてしまい、その後展開でも挽回できずあと1人届かず敗退となりました。 U23カテゴリーでの残り2戦、決勝進出を目標に修正していくので、引き続き応援よろしくお願いします。

<大会結果男子 Under23>
優勝:MOLINA VERGARA Mauricio (チリ)
2位:LUI HIN TSAN Tatyan (フランス)
3位:COLSENET Mateo (フランス)
5位:中井飛馬(日本体育大学)
29位:島田遼(GAN TRIGGER)

 

女子U23・丹野と籔田は準決勝敗退

今シーズンは第1−4戦まで丹野夏波と籔田寿衣のいずれかが決勝進出していたが、前日の第5戦では両選手ともに準決勝敗退となった。

第6戦では予選を通過し、続く準決勝ではそれぞれが別の組に進んだ。最初の組となった籔田は、 4位で第1コーナーに進入するも、インサイドから2人に入られ失速。行き場を失い一時最下位となったが、 3人がクラッシュし5位に浮上。通過圏内の4位とは大きな差があったものの、最終コーナーにて追いつき横並びで最後のストレートへ。しかし、最終ジャンプでのミスで失速し、僅かに届かず決勝進出を逃した。

続く丹野は、 5位で第1コーナーを通過。第2ストレートのジャンプセクションで加速させ、第2コーナーにてインから入り一気に3位に浮上。そのまま決勝進出が見えたが、最終コーナーにてインをあけてしまい2人の選手に抜かれ順位を落とす。最終ストレートでの争いとなったが、 0.093秒届かず敗退となった。

2022BMXレーシングワールドカップ第6戦

#501 TANNO, Kanami (JPN)

 

<丹野夏波のコメント>
前日よりはコンディションも良く、決勝に行ける位置を走っていましたが、ライン取りのミスで決勝のチャンスを逃し悔やまれます。第 7−8戦は自信を持って、重要なポイントを抑えて勝ち進みたいと思います。

<籔田寿衣のコメント>
肝心な場面で焦りが出てしまい、もったいないレースとなりました。前日の転倒のダメージは少なかったので、翌週に向けて切り替えて行きます。

<大会結果女子 Under23>
優勝:STURISKA Veronika Monika(ラトビア)
2位:GAYHEART Makenzie (アメリカ)
3位:GOMMERS Aiko(ベルギー)
9位:丹野夏波(早稲田大学)
10位:籔田寿衣(大阪体育大学)

 

大会名:2022 UCI BMXスーパークロスワールドカップ第5〜8戦

第5戦 2022年9月24日(土)
第6戦 2022年9月25日(日)
第7戦 2022年10月1日(土)
第8戦 2022年10月2日(日)

大会会場:Pista de BMX Carlos Ramirez(コロンビア)

問い合わせ先

日本自転車競技連盟
https://jcf.or.jp/bmx/index/