2022JBMXF大東建託シリーズ新潟大会は地元の山口大地が復活優勝!
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一般社団法人全日本 BMX連盟(略称JBMXF)が主催し、日本自転車競技連盟(JCF)の公認大会である 2022JBMXF大東建託シリーズ。第3戦が新潟県上越市の上越市金谷山 BMXコースで開催された。
大会当日の朝まで雨が降る天候だったが、スケジュールの調整とトラック整備により路面状況も回復し、各カテゴリーで熱戦が展開された。
チャンピオンシップ男子では 2年半ぶりにレース活動を再開した地元新潟県出身の山口大地が復活優勝を果たした。
チャンピオンシップ男子は地元新潟の山口大地が優勝
ジュニアとU23、エリートの選手で争われるチャンピオンシップカテゴリー。男子には全日本王者の松下巽や第2戦で優勝した中林凌大をはじめとした 15人がエントリー。予選で松下が姿を消すなどの波乱もあるなか、8人による決勝レースが行われた。
スタートから飛び出したのは開幕戦で3位表彰台を獲得した庄司佳真。続いて地元新潟の山口大地が追う展開でプロセクションと呼ばれるチャンピオンシップ男子のみが走行する大きなジャンプが連続する第3ストレートを通過。
続く最終コーナーでアウト側から山口が庄司に並ぶ展開で最終ストレートに入ると、山口がトップに立ちそのままフィニッシュラインを通過し優勝した。後続から追い上げた吉井康平が庄司をパスし2位に入った。
優勝した山口は東京五輪代表争いの最後の選考対象となった2020年2月のワールドカップ・バサースト大会以降レース活動を休止していたライダーで、7月に開催されたJ2シリーズ秩父大会で復帰。復帰から2戦目で復活優勝を果たした。
チャンピオンシップ男子表彰式
優勝 山口大地(モトクロスインターナショナル)
2位 吉井康平(フォスター電機)
3位 庄司佳真(日本体育大学)
優勝した山口大地のコメント:
「大きなレースに出場したのは 2年半ぶりで、地元新潟のホームコースで優勝することができてうれしい。不安もあったがレース展開を見ながら徐々に順位を上げてトップでフィニッシュできた。実力的に勝てるレベルではないと思っているので、今後はトレーニングを重ねて体のコンディションを戻していきたい。 」
チャンピオンシップ女子は浅見渚が初優勝
チャンピオンシップ女子は2人のエントリーのため、女子15歳オーバーとの混走で3レースの結果を合計するフォーマットで行われた。
今季からジュニアカテゴリーとなる浅見渚が3回ともトップでフィニッシュし、チャンピオンシップ初優勝を果たした。
優勝した浅見渚のコメント:
「レース前まで降っていた雨の影響を心配していたが、コース整備のおかげでベストなコンディションでレースを戦うことができた。チャンピオンシップカテゴリーで初めて優勝できてとてもうれしい。次戦以降も優勝を目指して走っていきたい。」
ワールドチャレンジ大会入賞者にWゼッケンを授与
開会式では 7月に世界選手権と同時開催された年齢別の世界大会、UCIワールドチャレンジにおいて決勝に進出し、入賞を果たした選手に「W」の頭文字に獲得順位の数字を配したゼッケンプレートが贈られた。
各選手はこのゼッケンを次年度の世界選手権まで使用してレースを戦うことになる。
大会概要
大会名:2022 JBMXF大東建託シリーズ第3戦/東日本第1戦 新潟大会
主催:一般社団法人 全日本BMX連盟
主管:新潟県BMX協会
公認:公益財団法人日本自転車競技連盟
開催場所:上越市金谷山 BMXコース(新潟県上越市)
開催期日:2022年 8月 20日(土)〜8月 21日(日)
後援:上越市/上越市教育委員会
全日本 BMX連盟オフィシャルパートナー
大東建託未来のアスリート支援プロジェクト
https://team-daito.com/