海外チームとして初めてJPTに加盟した「ブライトン・レーシングチーム」が富士ヒルで日本デビュー

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台湾の「Bryton Racing Team(ブライトン・レーシングチーム)」は、2022年6月に来日し、第56回東日本ロードクラシック修善寺大会に参加する予定であり、その前週となる6月12日(日)にMt.富士ヒルクライムで日本デビューを果たす予定であると発表した。

同チームは2022シーズン、海外チームとして初めてJプロツアー(JPT)に加盟したが、新型コロナウィルスの影響により5月まで来日することができなかった。

 

Bryton Racing Teamについて

ブライトン・レーシングチーム

台湾から来日するブライトンレーシングチーム。初めて日本の大会に参加。©Bryton Racing Team

 

Bryton Racing Teamは、台湾のGPSサイクルコンピューターブランド「Bryton Inc.」によって2021年3月に設立された。

Factor、DT Swiss、aminoVITAL、JE22、Pirelli、SCICON、POC、King Orchardsなどのスポンサーと契約し、台湾での初シーズンは12戦中5回の優勝を果たし、21回の表彰台を制覇。

今年のJPTは、ツアー・オブ・ジャパン、ツール・ド・おきなわ、ツアー・オブ・タイランド、ツール・ド・台湾などの国際レースで活躍した、経験豊富な盧 紹軒(ロ ショウ シュェ ン)、呉 之皓(ゴ ジー ハオ)を中心とした選手たちで臨む予定。

6月12日(日)富士ヒルクライムには、盧 紹軒(ロ ショウ シュェ ン)、.呉 之皓(ゴ ジー ハオ)、蘇宇銘(ソ ユー ミン)の3人。

6月18日(土)19日(日)開催の第56回東日本ロードクラシック修善寺大会には、盧 紹軒(ロ ショウ シュェ ン)、呉 之皓(ゴ ジー ハオ)、蘇宇銘(ソ ユー ミン)、熊凱文(ション カイウェン)、李靖昌(リー チンチャン)の5人で臨む。

 

ブライトンについて

ブライトン・レーシングチーム

株式会社ブライトン。全世界で20以上のサイクリングチームをスポンサーし、2021年にBryton Racing Teamを設立。株式会社ブライトンのCEOであるサミュエル・ワンは、同チームのディレクターも兼任している。©Bryton Racing Team

 

株式会社ブライトンは2009年の創業以来、ワールドチームである「Intermarche-Wanty-Gobert Materiaux(アンテルマルシェ・ワンティー・ゴベールマテリオー)」を含む世界20以上のサイクリングチームのスポンサーを務め、サイクリングスポーツに情熱を注いでいる。

多くのサイクリングチームやアスリートをサポートするだけでなく、チームやサイクリストと協力し、プロフェッショナルなフィードバックを受けながら製品の改良を続けている。また、TOJのテクニカルスポンサーを務めるなど、各チームへの協賛も行っている。

 

Bryton Racing Teamのディレクターで、ブライトンのCEOであるサミュエル・ワン氏のコメント
「この数年のTOJとの協力関係により、我々は日本のサイクリングチームやレース環境について熟知しています。ですので、選手たちを世界にデビューさせることを考えたとき、真っ先に日本のことが頭に浮かんだのです。 JPTロードレースシリーズは経験豊富で組織化されており、日本のトップチームも多数参加している素晴らしいリーグです。 私たちはこのような強度の高いレースに参加し、日本のすべてのライダーや観客と交流できることを楽しみにしています。」

 

日本レース参加への抱負
Bryton Racing Teamは6月11日にEXPOに出展。翌6月12日に富士山ヒルクライムに参戦します。 その後チームは翌週まで日本に滞在し、第 56 回東日本ロードクラシック修善寺大会に参加する予定です。

チームキャプテン・盧 紹軒(ロ ショウ シュェ ン)のコメント
「やっと日本でレースをすることが決定し、とても楽しみにしています! 日本でのレースは何度か経験していますが、とても素晴らしかったです。 このチームで海外に出るのは初めてですが、チームはとても強く、今年初めに台湾で開催されたレースでは良い成績を残せました。 日本のレースコースはかなりタフで、多くの素晴らしいサイクリストが参加するため、レースは非常に激しいものになります。 最高のパフォーマンスをお見せできるよう、ベストを尽くします!!」

ブライトン・レーシングチーム

Bryton Racing TeamのキャプテンであるLU Shao Hsuanは、4月のTour of East Taiwanで優勝を果たした。©Taiwan Cyclist Federation

 

参考サイト:
全日本実業団自転車競技連盟(JBCF)Jプロツアー

問い合わせ先

フカヤ
https://fukaya-nagoya.co.jp/