バウハウス4位、新城は好調な走りで集団を牽引 エシュボルン~フランクフルト2022

新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)は5月1日、ドイツのフランクフルトを舞台に開催されたUCIワールドツアー1Dayレース『Eschborn-Frankfurt(エシュボルン~フランクフルト2022)』に出場した。

このレースは毎年5月1日のメーデーに開催されるドイツ最大のワールドツアーレース。コースは8つの山岳ポイントを越え、最後は市内の平坦周回コースに入る185km。新城は2018年以来2度目の出場となった。

チームは地元ドイツのスプリンター、フィル・バウハウスのスプリント勝利を目指す。新城はパリ~ルーベでの怪我からの復帰レースとなったが、好調な走りで集団を牽引。フィニッシュまで残り5Kmで仕事を終えチームメイトに託す。

エースのバウハウスは混戦のフィニッシュで行き場を失い、惜しくも4位。新城は12秒遅れの66位で無事にレースを終えている。

新城幸也 エシュボルン~フランクフルト2022

復帰戦となった新城 Photo:Cor Vos

新城幸也 エシュボルン~フランクフルト2022

仕事を終え66位でフィニッシュした新城 Photo:Cor Vos

 

新城幸也のコメント:
「パリ~ルーベでの落車リタイアからの復帰レースだったので、自分自身の調子もわからなかったが、いざ走り出したら、調子良く走る事が出来た。

フィル(バウハウス)のスプリント1本勝負だったので、位置取りに脚を使った。どこまで脚がもつのか分からなかったがレース展開がアタック合戦のキツイ状況にならなかったのが良かった。1カ月前の詰め込んだレーススケジュールの成果か、パワーデータ上でも良い数字だったので、調子が良かったんだろう。

最後の5kmまで先頭で位置取りの仕事が出来て、安心した。肝心な結果はフィルが4位と、、、表彰台までもう少しだった。

中根選手(EF)とも行き帰りの飛行機で一緒になり、レース中もいろいろ話せて、楽しかった。彼は終盤の落車で足留めされたみたいだけど。

コロナ感染などどうなるかと不安もあったが、ひとまずシーズン前半戦は怒涛のレーススケジュールを良い形でこなすことができて良かった!」

新城幸也 公式Twitter

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