ファンティックがeMTBライダーとして内嶋亮と契約

イタリアのオートバイメーカー「FANTIC(ファンティック)」 は、ラインナップしているeMTBのライダーとして、MTBダウンヒルの元全日本チャンピオンで現役のオフロードバイクレーサーとして活躍中の内嶋亮と契約した。
ファンティック
内嶋は、「MTBともオートバイとも違う楽しさがこのeMTB にはある。新たな遊びとして、MTBライダーにもオートバイライダーにも効果的な技術習得ができるこの素晴らしい世界を1人でも多くの方に伝えていきたい」と話している。
また、内嶋は、ファンティックのeMTBで、2019年10月14日に長野県富士見パノラマリゾートで開催される「オークリーエンデューロダート5」に参戦する予定。このレースを皮切りに、まさにこれから成長と発展が期待されているeMTBの先駆者として、ファンティックとともに、全く新しいスポーツの楽しみを広げていく。

ファンティック内嶋亮(うちじまりょう)
1997/2001/2002のナショナルランキング1位、MTBダウンヒル全日本チャンピオンや JCFジャパンシリーズチャンピオンを複数回獲得しているMTBの第一人者。ENSエンデューロナショナルシリーズというMTBレースを主催、また数多のMTB関連イベントにかかわるなど、レースの現場からは現役を退いた今も、MTBの発展に深くかかわっている。近年では活動のエリアをオフロード・モーターサイクルにも広げ、2019年シーズンは JNCC全日本ナショナルクロスカントリーシリーズにフル参戦。現在Aクラスランキング2位と活躍中。

ファンティック
オフロード・モーターサイクルやキャバレロ・シリーズで知られるファンティック。同社が製造、販売しているeMTBは、これまでの自転車つくりの発想にとらわれず、オフロードモーターサイクルへの深い造詣から、前後異形タイヤ(オフロード・モーターサイクル同様に前輪が大径、後輪が小径でファットなタイヤを選択)、トラクション重視のリンク式リヤサスペンション、バッテリー内蔵式のスタイリッシュなフレーム、プロフェッショナルなMTBライダーをうならせるハイグレードなコンポーネンツ、最新のディメンションを誇る高品質なフレームといったつくりの高品質なもの。eMTBに特化して商品を開発し、欧州市場を中心に現在は北米市場でも大きく売り上げを伸ばしている。日本ではレギュレーションの違いからレース専用(公道走行不可)のモデルとして、サインハウス車両事業部が取り扱う予定となっている。

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