パリ～ニース2022 個人ＴＴの第４ステージはヴァンアールトが優勝して総合首位
フランスで開催中の第80回パリ～ニース（ＵＣＩワールドツアー）は、3月9日にドメラからモン・リュソンまでの13.4kmで、個人タイムトライアルの第4ステージを競い、ベルギーのウァウト・ヴァンアールト（ユンボ・ヴィスマ）が区間優勝して総合首位に立った。
■ヴァンアールトがログリッチよりも2秒速いタイムで区間優勝した
区間２位は2秒差でスロベニアのプリモシュ・ログリッチ、３位は6秒差でオーストラリアのローハン・デニスが入り、オランダのユンボ・ヴィスマが第１ステージに続いてトップ３を独占した。総合リーダーのマイヨ・ジョーヌを着て個人タイムトライアルに挑んだフランスのクリストフ・ラポルト（ユンボ・ヴィスマ）は29秒差の区間11位だった。
■マイヨ・ジョーヌを着て個人タイムトライアルに挑んだラポルト
■個人ＴＴで優勝して総合首位に立ったヴァンアールトのコメント
「明らかにこのアイコニックな黄色いジャージを、今年最大のレースの１つで獲得する事は大きな意味がある。今年これを着られるのはこれが最後ではないことを願うよ。これまでのところは、チームにとって完璧な一週間だ。我々はお互いにやる気満々で、それが再び表彰台を獲得させた。ボクにとっては、本当に良いコースだった。
以前はリズムを変えなければならないのにいつも苦労していたが、今日はなんとか自分のリズムをつかめて、それが素晴らしい勝利につながった。最後の上りは本当にハードだった。下り坂で何とか少しセーブして、上りでそれを出し尽くした。このジャージを数日中にログリッチに譲りたいと思っている。より困難なステージが始まり、やるべき事がある」
■個人タイムトライアルで優勝したヴァンアールトが総合首位に立った
■第4ステージ結果
［3月9日／ドメラ～モン・リュソン／13.4km］
1. WOUT VAN AERT (JUMBO – VISMA / BEL) 00H 16′ 20”
2. PRIMOŽ ROGLIČ (JUMBO – VISMA / SLO) + 00′ 02”
3. ROHAN DENNIS (JUMBO – VISMA / AUS) + 00′ 06”
4. STEFAN KÜNG (GROUPAMA – FDJ / SUI) + 00′ 10”
5. SIMON PHILIP YATES (TEAM BIKEEXCHANGE-JAYCO /GBR) + 00′ 11”
6. ETHAN HAYTER (INEOS GRENADIERS / GBR) + 00′ 14”
7. PIERRE LATOUR (TOTALENERGIES / FRA) + 00′ 19”
8. STEFAN BISSEGGER (EF EDUCATION – EASYPOST / SUI) + 00′ 21”
9. MADS PEDERSEN (TREK – SEGAFREDO / DEN) + 00′ 25”
10. DANIEL FELIPE MARTINEZ (INEOS GRENADIERS / COL) + 00′ 28”
11. CHRISTOPHE LAPORTE (JUMBO – VISMA / FRA) + 00′ 29”
■第4ステージまでの総合成績
1. WOUT VAN AERT (JUMBO – VISMA / BEL) 11H 51’ 05’’
2. PRIMOŽ ROGLIČ (JUMBO – VISMA / SLO) + 00′ 10’’
3. CHRISTOPHE LAPORTE (JUMBO – VISMA / FRA) + 00′ 28’’
4. SIMON PHILIP YATES (TEAM BIKEEXCHANGE-JAYCO /GBR) + 00′ 49’’
5. PIERRE LATOUR (TOTALENERGIES / FRA) + 00′ 51’’
6. MADS PEDERSEN (TREK – SEGAFREDO / DEN) + 00′ 53’’
7. DANIEL FELIPE MARTINEZ (INEOS GRENADIERS / COL) + 01’ 06’’
8. ALEKSANDR VLASOV (BORA – HANSGROHE / RUS) + 01’ 09’’
9. STEFAN BISSEGGER (EF EDUCATION – EASYPOST / SUI) + 01’ 13’’
10. SØREN KRAGH ANDERSEN (TEAM DSM / DEN)+ 01’ 19’’
