2023UCIサイクリング世界選手権の日程発表
2023年に初開催される、UCIサイクリング世界選手権(UCI Cycling World Championships)の日程が、2月2日に発表された。
UCIサイクリング世界選手権は、ロード、トラック、MTB、BMXなど、自転車競技の異なった13競技の世界選手権を、2週間にわたり1つの場所で同時開催する新たなイベントで、2023年以降は4年おきに、オリンピックの前の年に開催される。UCIが統括する自転車競技の中で、冬場に開催されるシクロクロスだけは、このUCIサイクリング世界選手権に組み込まれていない。
英国の『グラスゴーとスコットランド』が開催地となる、2023年のUCIサイクリング世界選手権は、8月3日(木)から13日(日)の11日間で行われる事が決まった。
各競技の詳細な日程はまだ発表されていないが、ロード競技は7月に開催されるツール・ド・フランス(UCIワールドツアー)と、8月中旬に開幕するブエルタ・ア・エスパーニャ(UCIワールドツアー)の間に、世界選が行われる事になる。
国際自転車競技連合(UCI)は、UCIサイクリング世界選手権には少なくとも120カ国から8000人以上のアマチュアとエリートのサイクリストが集結し、190人以上のUCI世界チャンピオンが誕生し、100万人以上の観客が来場し、TV視聴者は10億人を超えると予想している。フランスのレキップ紙は、この世界選手権を『スーパー世界選手権』と呼んでいる。
現在までに6カ所の会場が決まっていて、英国北部スコットランド最大の都市であるグラスゴーでは、BMX競技で使用されるケルヴィングローヴ・パークとナイツウッドのグラスゴーBMXセンター、インドア・サイクリング競技で使用されるエミレーツ・アリーナ、トラック競技とパラサイクリング・トラック競技で使用されるサー・クリス・ホイ・ヴェロドロームが会場になる。ロード競技はグラスゴーのジョージ・スクエアがフィニッシュ地点になる予定だ。