2020-2021JBMXF大東建託シリーズ第6戦は吉井康平が優勝、年間王座は中林凌大が獲得
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全日本BMX連盟(略称JBMXF)が主催する日本自転車競技連盟(JCF)公認大会の2020-2021JBMXF大東建託シリーズ第6戦が、茨城県ひたちなか市「国営ひたち海浜公園 BMXコース」で開催された。
新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年と2021年を統合して実施した2年にわたるシーズンも最終戦を迎えた。
チャンピオンシップ男子は吉井康平が貫禄の走りで今シーズン初勝利を達成。年間ランキングも発表され、中林凌大が初のタイトルを手にしたほか、6人のシリーズチャンピオンが誕生した。
チャンピオンシップ男子
最高峰カテゴリーのチャンピオンシップ男子決勝は、成長著しい若手選手でランキング2位に付ける中林凌大が好スタートからレースをリードし、後方からベテランの吉井康平が追う展開。
大きなジャンプが連続するプロセクションを中林がトップで通過するも、次のコーナーで吉井がインに入り、その後のストレートで逆転。最終コーナーをトップで通過した吉井が2016年以来の勝利を手にした。2位にはフィニッシュライン手前で中林を逆転した深川匠が入った。
チャンピオンシップ男子 結果
優勝 吉井康平(秩父BMX協会)
2位 深川匠(秩父BMX協会)
3位 中林凌大(秩父BMX協会)
吉井康平のコメント:
「今シーズンは優勝まであと一歩の結果が続いていて、ようやく勝つことができた。中林選手にスタートを先行されたが、このコースはコーナーが大きいため、後方からでもチャンスがあると考えていた。プロセクション後と最終、2つのコーナーを使って前に出る作戦で落ち着いた走りを心がけた。最終コーナー手前で中林選手のラインを塞いだときに勝利を確信した。来シーズンも全力で盛り上げる走りをしていきたい。」
チャンピオンシップ女子、ガールズ15歳オーバー
チャンピオンシップ女子のエントリーが1人となったため、レースはガールズ15歳オーバーとの混走で行われた。
格上のカテゴリーを相手に活躍したのは15歳オーバーの浅見渚。3ヒートの合計で争われるフォーマットで、浅見はチャンピオンシップの朝比奈綾香を抑え、すべてトップでフィニッシュした。規定により表彰はそれぞれ行われるため、チャンピオンシップ女子は朝比奈綾香が優勝した。
チャンピオンシップ&チャレンジ年間表彰
表彰式終了後に2020-2021 シーズンのランキング発表および表彰が行われた。表彰対象はチャンピオンシップ男女のほか、年齢別のチャレンジカテゴリー。チャレンジは年齢別の枠を超え、最もポイントを獲得した選手の総合ランキングで、20インチおよび、24インチホイールを使用するクルーザーがそれぞれ対象となる。
各カテゴリートップの選手には記念品のゴールドプレートが贈られた。合わせてチャンピオンシップには賞金、チャレンジにはトロフィーが贈呈された。
チャンピオンシップ男子は、前戦終了時に2位だった中林凌大が本大会で3位となり、逆転でシリーズチャンピオンを手にした。
2020-2021JBMXF 大東建託シリーズチャンピオンシップ男子年間ランキング
1 位 中林凌大
2 位 庄司佳真
3 位 深川匠
4 位 吉井康平
5 位 増田優一
6 位 島比加瑠
7 位 早川敦哉
8 位中井飛馬
※増田、早川、中井は欠席
2020-2021JBMXF 大東建託シリーズチャンピオンシップ女子年間ランキング
1 位 酒井亜樹
2 位 瀬古遥加、早川優衣(同ポイントのため2位が2名)
※1 位の酒井亜樹が海外遠征後の隔離期間のため欠席したのをはじめ、来場者無しのため発表のみ
チャレンジカテゴリーチャンピオン
左より、澤田茉奈(チャレンジ女子/ガールズ11-12)、高崎成琉(チャレンジ男子/ボーイズ9-10)、古家恵美(クルーザー女子/クルーザーガールズ16 アンダー)、北川大介(クルーザー男子/クルーザー男子40 オーバー)
2020-2021JBMXF 大東建託シリーズ第6戦 概要
大会概要
大会名:2020-2021JBMXF 大東建託シリーズ第6戦/東日本2戦 茨城大会 兼 国営ひたち海浜公園杯争奪戦
開催場所:国営ひたち海浜公園 BMXコース(茨城県ひたちなか市)
開催期日:2021年11月6日(土)~11月7日(日)
主催:一般社団法人 全日本BMX連盟
主管:茨城県BMX協会
公認:公益財団法人日本自転車競技連盟
後援:茨城県 茨城県教育委員会 茨城県スポーツ協会 ひたちなか市 ひたちなか市教育委員会 ひたちなか市スポーツ協会
大東建託未来のアスリート支援プロジェクト https://team-daito.com/