ドバイ万博でジロ・デ・イタリア・クリテリウムが初開催される

ジロ・デ・イタリア(UCIワールドツアー)を主催するイタリアのRCSスポルトが、アラブ首長国連邦のドバイで開催中の2020年ドバイ国際博覧会(ドバイ万博)で、11月6日に『ジロ・デ・イタリア・クリテリウム』を初開催すると発表した。
 

ジロ・デ・イタリア・クリテリウム

ドバイ万博でジロ・デ・イタリア・クリテリウムが初開催される事が発表された

ドバイ万博はMEASA地域(中東、アフリカ、南アジア)で初開催の万博で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的な大流行)により開催が1年延期され、今年10月1日に開幕した。

RCSスポルトは madeinitaly.gov.it 、ドバイ・スポーツ・カウンシル、ドバイ万博の後援を受け、ジロ・デ・イタリア・クリテリウムをドバイ万博の催しとして開催する。イタリアはドバイ万博で、イタリアの卓越性を紹介する「メイド・イン・イタリー」キャンペーンを展開中だ。
 
マリア・ローザのベルナルが参加

ジロ・デ・イタリア・クリテリウム

初開催のジロ・デ・イタリア・クリテリウムには、今年総合初優勝したベルナルが参加する

11月6日に開催されるジロ・デ・イタリア・クリテリウムには、今年のジロ・デ・イタリアで総合初優勝したコロンビアのエガン・ベルナル(イネオス・グレナディアズ)、ポイント賞を受賞したスロバキアのペテル・サガン(ボーラ・ハンスグローエ)、山岳賞を受賞したフランスのジョフレ・ブシャール(AG2R・シトロエン チーム)が参加を予定している。

今年のジロの新人賞はベルナルが受賞したため、初開催のジロ・デ・イタリア・クリテリウムには4賞ジャージ受賞者が全員顔を揃える事になる。この他に、イタリアのエリア・ヴィヴィアーニ(コフィディス)とフィリッポ・ガンナ(イネオス・グレナディアズ)もスタートリストに名を連ねている。

ドバイ万博のイタリア館近くに特設される2.1kmのサーキットは、ジロ・デ・イタリアのシンボルマークである無限大記号の形だというから見ものだ。イタリア館には有名なジロの螺旋状のトロフィーが展示され、レースの前日にはスター選手たちが来場してファンとの交流の場も設けられる。夜には初開催を祝うディナーパーティーも行われるそうだ。

ドバイ万博公式サイト

ジロ・デ・イタリア公式サイト