休養日明けの第16ステージで新城29位 ブエルタ2021
スペインで開催中の第76回ブエルタ・ア・エスパーニャ。
休養日明け、ツアーの最終週に入った第16ステージはラレドからサンタ・クルス・デ・ベサナまでの185km。途中小さな起伏はあるものの実質、今大会最後のスプリントステージとなった。
スタートしてすぐに総合上位が巻き込まれる大きな落車が発生し、リタイアを余儀なくされる選手も出てしまったが、総合順位に大きな変動はなく、バーレーン・ヴィクトリアスの新城幸也はステージ29位でフィニッシュしている。
29位でフィニッシュした新城 photo：Miwa IIJIMA
観客でにぎわうスタートポディウムに立つ新城 photo：Miwa IIJIMA
新城幸也のコメント：
「序盤に大きな落車があり、総合上位の数名も巻き込まれたのでペースダウンし逃げが決まった。しかし集団はのんびりとは行かなかった。集団スプリントにしたいチームは何故か逃げとの差を２分以内に保ってレースを進めた。
案の定、前が見えるタイム差なので、3級カテゴリーでメイト集団から飛び出して逃げ集団追いかける動きもあり、上りでペースアップしながら、横風を使って集団分裂を試みるチームもあり、と今日は何かと忙しかった(笑)
僕は最後の残り15kmからの位置取りの役目だったのだが、ダミアーノ(カルーゾ)とヤン(トラットニック)と皆が仕事分担してくれたお陰で消耗せずにゴールできた。
明日からは山岳ステージが４日間続き、激しい展開になるだろう。自分の出来る事をチームのためにしたいと思う。そして、明日は新しいフレームのお披露目もあるので、そちらもお楽しみに!!」
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