山岳ステージで新城はチームの位置取りに尽力 ブエルタ2021 第14ステージ
スペインで開催中の第76回ブエルタ・ア・エスパーニャ。
第14ステージはドン・ベニトからピコ・ビリュエルカスの激坂山岳ステージの165.7km。中盤の3級山岳から、最大勾配20%超の1級山岳を越え、さらに1級山頂フィニッシュといういよいよ始まった本格山岳ステージ。
序盤に決まった逃げにはバーレーン・ヴィクトリアスからヤン・トラットニック(スロベニア)が入り、メイン集団とは最大13分の差が開いたが、総合順位には影響なくチーム全員が無事にフィニッシュ、新城は126位でレースを終えている。
新城幸也のコメント:
「今日は予想に反して?アタック合戦は短かった。ここ最近のステージでは1、2時間ぐらいアタック合戦していたから、あっさり決まった感覚だった。
チームとしては山岳賞ジャージのダミアーノ(カルーゾ)を逃げに乗せたかったのだが、こればかりはしょうがないね。逃げが決まってからは、ヤン(トラットニック)がいない分チームの位置取りをして1日過ごし、幸いにも、調子良く走れて最後は上り口まで仕事して最後の集団に入れた。
第15ステージも厳しいが、今日みたいな急勾配ではなく長い上りだからどうなるか? 今日みたいにお見合いで、第3週に持ち越しするか、どこかが攻撃するかな、、、どちらにせよ、あと1日で休息日。」
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