アップダウンが続く第10ステージでヘイグ35位、新城102位 ブエルタ2021
スペインで開催中の第76回ブエルタ・ア・エスパーニャ。
第10ステージはロケタス・デ・マルからリンコン・デ・ラ・ビクトリア まで海岸線を南下する189km。スタートから暑い雲に覆われ、途中小雨がぱらついた。
今大会初の雨はバラついた程度で済んだが、湿気を帯びたスペイン南部は強烈な蒸し暑さと、延々と続くアップダウンが選手たちを苦しめる。フィニッシュまで残り40kmには海岸線からいっきに駆け上がる2級山岳でレースが動き、総合にも変動があった。
バーレーン・ヴィクトリアスはミケル・ランダ(スペイン)にかわり、新たにチームの総合リーダーとなったジャック・ヘイグ(オーストラリア)は総合４位から６位に順位を下げたが、ダミアーノ・カルーゾは山岳ジャージを守り、現在チーム総合でも４位に付けている。新城幸也はステージ102位で無事にフィニッシュしている。
アップダウンのコースをこなしていく新城 photo：Miwa IIJIMA
ハイスピードで駆け抜ける海岸線でカメラを見つけピースしている新城 photo：Miwa IIJIMA
新城幸也のコメント：
「休息日翌日の、しかも逃げきりが可能なステージとあって、アタック合戦は激しかった。最初の1時間はアベレージスピードが50km/hを越えていたそうだ。広い一直線の高速道路なら分かるんだけど、、、今日は海沿いの曲がりくねったアップダウンでのアタック合戦でこのアベレージは十分な疲労を与えてくれた。(苦笑)
逃げが決まってからは、上り口までジャック（ヘイグ）の位置取りをして、翌日に向けて2級山岳でグルペットに入り、無事にゴールした。
明日(第11ステージ)も逃げ切りが可能なステージだけに、また激しいアタック合戦があるだろうね。」
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