超級山岳ステージでカルーゾ優勝!新城も無事フィニッシュ ブエルタ2021 第9ステージ
スペインで開催中の第76回ブエルタ・ア・エスパーニャ。
第9ステージはプエルト・ルンブレラスからアルト・デ・ベレフィケまでの山岳ステージ。今大会最初の難関ともいえる4つの峠越えに、超級山岳フィニッシュという188kmを制したのは何と、新城幸也のチームメイト、5月のジロ・デ・イタリアで総合2位のダミアーノ・カルーゾ(イタリア)だった。
さらに4位にはジャック・ヘイグ(オーストラリア)、7位にはジーノ・メーダー(スイス)と、バーレーン・ヴィクトリアスは超級山岳ステージで個々の力を見せつける結果となった。新城は143位で無事にフィニッシュしている。
新城幸也のコメント:
「なんて強いチームなんだろう(笑) 今日の厳しいステージで優勝、4、7位。トップ10に3人も!これからも楽しみだ!
今日はステージ優勝を狙っていた。スタートからアタック合戦が激しく、最初の2級山岳までに決まってくれればと思ったが、上りに入っても全然、集団は止まる気配がなかった(苦笑)
今日も暑かったので、ボトル運んだりして集団で休んでいるところで落車が起こり、メイン集団から脱落。50人ぐらいいたのでこのままグルペットかなと思っていたら、逃げが決まって、補給所通過だったりでメイン集団がスピードダウンしたのでまた復帰できた。
しかし、29kmの1級山岳に突入するとリーダーチームのユンボ・ヴィスマはゆっくりとコントロールしていたのだが、5kmぐらいしか上ってないのに、イネオス・グレナディアズのペースアップで集団から遅れて、グルペットでゴール目指した。
ここまで平坦で風を受けて走ってきたからか、疲労で上りでは苦しんだが、今日のチームのステージ優勝で少し疲労が抜けた(笑)
これでチームは今年のグランツール全てでステージ優勝したことになった。まだ9ステージなのか、もう9ステージ?なのかは分からないけど、明日は回復に努めて、第2週目もたくさん働かないとね。」
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