頂上ゴールの第6ステージ、新城は75位でフィニッシュ ブエルタ2021
スペインで開催中の第76回ブエルタ・ア・エスパーニャ。
第6ステージは舞台をバレンシアに移し、テージレケナからアルト・デ・ラ・モンターニャ・デ・クリェラまでの158.3km。下り基調の前半から中盤は平坦、そしてフィニッシュまでの2kmは海岸線から一気に駆け上がる急こう配の全力坂が待ち受ける3級山岳フィニッシュというコースレイアウト。
バーレーン・ヴィクトリアスは連日の落車を警戒し、新城幸也らが常に前でレースを進める。上りに入って登坂勝負となり、エースのミケル・ランダは19位で無事にフィニッシュ、新城は75位でレースを終えている。
新城幸也のコメント:
「逃げが決まるまで道は細く曲がりくねったアップダウンでインターバルトレーニングのようだった。逃げが決まってからは穏やかだったのだが、ステージ狙いのチームの引きもあり、集団はいつのようにナーバスになり、それと同じくして100km地点のバレンシアの街中も道が悪く、ロータリーも多く、周回に入るまで終始先頭に居続けなければならずヤン(トラットニック)と先頭を代わるがわる風を受けて位置をキープした。周回に入ってからは集団の後ろになってしまい、今日のお役目は終わった。終盤は暑さもあって、想像以上に消耗したステージとなった。
明日(第7ステージ)はいきなり1級山岳の上りスタート。きっとサバイバルなレースになるだろう。」
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