新城幸也「リーダーを守るため皆で全力を尽くした」ブエルタ2019 第7ステージ
ブエルタ・ア・エスパーニャ2019 第7ステージは、新城幸也(バーレーン・メリダ)のブエルタ期間中のルームメイトのディラン・トゥーンス(ベルギー)がリーダージャージを着用してのレースとなった。
オンダからマス・デ・ラ・コスタの183.2kmで3級、2級、3級、2級と中盤から連続しての山岳、さらにフィニッシュまでの1級山岳の上りは平均勾配12.3%、最大勾配は25%の激坂が登場するハードなコースに加え、リーダーを守るという仕事を課せられ、新城らにとってはさらに厳しい1日となった。
残念ながら、リーダージャージは手放すことになったが、落車が多発するなかチームは全員無事にレースを終えた。
新城幸也のコメント:
「今日はかなりハードは1日となった。追い風の平坦のレースでもないのに、スタートから1時間のアベレージが50km/h近かった。しかも、なかなか逃げも決まらず、決定的な逃げが決まるの50km以上もかかった。
逃げが決まってからは直ぐにコントロールに入りタイム差を5分未満にとどめた。残り70km切った辺りでモビスターがペースアップし、たまらず集団の最後尾に。30秒前には集団の先頭走っていたのに(苦笑) ゴールから1つ手前の山岳ポイントの麓で、自分にできる限りの事をしてドロップアウト。
チームも1日でリーダージャージを失う事になってしまったのは残念だが、皆で全力を尽くした。まだブエルタは続くし、ステージ優勝狙ってまたチームで闘っていくだけだ。」