カルーゾは区間4位で総合2位をキープ 新城67位 ジロ2021 第19ステージ

2021年5月28日(金)のジロ・デ・イタリア 第19ステージは、当初予定されていたコースの1級山岳、モッタローネで23日にマッジョーレ湖の湖畔とモッタローネを結ぶロープウエイで痛ましいゴンドラ落下事故が起きてしまったためにコースが変更となり、中盤から4級、3級、そしてフィニッシュは1級山岳の山頂という166kmのレースとなった。

前半はかなりのハイペースでレースが進み、バーレーン・ヴィクトリアスは一丸となって総合2位のダミアーノ・カルーゾ(イタリア)を守る。最後の1級山岳で各チームのエースたちの力勝負に持ち込まれ、カルーゾはしっかりとステージ4位でフィニッシュし総合2位を守った。

新城幸也は67位でフィニッシュし、山場は残り1ステージとなった。

新城幸也 ジロ・デ・イタリア2021

前半からしっかりとチームで仕事をする新城 photo:Miwa IIJIMA

新城幸也 ジロ・デ・イタリア2021

フィニッシュ後、チームバスまで下る選手たちに安全のためホイッスルが渡される photo:Miwa IIJIMA

新城幸也のコメント:
「今日もアタック合戦は速かった。最初1時間のアベレージスピードが53km/hだったとか…。逃げが決まったが直ぐにバイクエクスチェンジのコントロール始まった。その後、4級山岳の下りでクイックステップがペースアップし集団が分裂したが、チームはまとまっていたので回避できた。

今日は暑さも昨日よりは暑くて、ボトル運びもやった。チームは最後の上り前までに7カ所のエクストラの補給所を配置していたが、それだけでは足りないくらいだった。今日のメインの役目だった最後の上りに向けて位置取りして、後はゆっくりと自分のペースでゴールを目指した。

ダミアーノ(カルーゾ)は今日も好調で総合2位をキープ。頼もしい限りだ!山場は残り1ステージ。可能な限り集団に留まり、少しでもダミアーノの力になれればと思う。」

 

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