カルーゾが総合３位に浮上、新城も無事完走 ジロ2021 第11ステージ
2021年5月19日（水）のジロ・デ・イタリア 第11ステージは、グラベル(未舗装路)区間が設定されたスペシャルなステージ。
乾いた未舗装路は白い土煙に覆われ、選手たちは荒れた路面と砂埃との格闘となったが、バーレーン・ヴィクトリアスで総合上位のダミアーノ・カルーゾ(イタリア)が奮闘しステージ14位、総合も表彰台圏内の３位に浮上した。
新城幸也も65位で無事にレースを終えている。
無事にフィニッシュした新城。グラベル(未舗装路)区間の汚れが目立つ Photo：Miwa IIJIMA
ペルージャの街をスタートしていく新城 photo：Miwa IIJIMA
新城幸也のコメント：
「今日はあっさりと逃げも決まり、総合争いのセクター(未舗装路区間)まで待つ展開となった。第1セクターを30番手以内で入る事が自分の役目だったのだが、予想を裏切る20km手前からスローペースで集団がセクターまで進んで、集団先頭は蓋をされてしまい、前に上がるスペースがなくて、先頭で入る事ができなかった。
それでもダミアーノ（カルーゾ）とペリョ（ビルバオ）はダート区間で前まで上がって、先頭集団復帰を果たした。自分は第1セクターで遅れた総合争いの選手と一緒だったが、一番長い第2セクターでそこからも遅れて、グルペットでゴールを目指すこととなった。
ダミアーノとペリョは２人で頑張ってくれて、総合脱落者が多いなか、見事に暫定3位となってくれた。終盤はサポートできずに終わってしまったが、調子は良かったので力をセーブしたと切り替えて、明日からも引き続きダミアーノのために頑張りたい。
今日はルームメイトのジーノ（メーダー）が突っ込まれて落車してしまい、とても痛そう。明日からのパフォーマンスに影響ありそうだが、何とか回復して欲しい。」
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