新城は集団の最前列でレースを牽引 ジロ・デ・イタリア2021 第8ステージ

2021年5月15日(土)のジロ・デ・イタリア 第8ステージは、終盤に2級、そしてフィニッシュ地点は4級の山頂という170km。朝から風が強く、横風分断を警戒するチームがハイペースでレースを進める。

新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)はチームのために2級山岳を過ぎてから、集団の最前列でレースを牽引する。フィニッシュ手前でペリョ・ビルバオ(スペイン)が落車に巻き込まれ、あわやというシーンもあったがケガはなく、山岳リーダージャージを着用しているジーノ・メーダー(スイス)が自転車を交換し、全員無事にフィニッシュ。新城は85位でレースを終えている。

新城幸也 ジロ・デ・イタリア2021

集団の中で楽しそうに笑顔を見せる新城 photo:Miwa IIJIMA

新城幸也 ジロ・デ・イタリア2021

山岳リーダージャージのジーノ・メーダーと新城。今回もルームメイト photo:Miwa IIJIMA

 

新城幸也のコメント:
「今日はスタートから風があり、しかも横風。パレード区間から集団はやる気満タン(笑) チームも10km地点の街を過ぎたら、どんな状況であれ、集団ストレスを与えるために横風使ってペースアップする事を決めたりしてたが、結局、60km以上に渡って逃げへのアタック合戦は続いた。

そんななか、今日は1日調子良く走れた。終盤もダミアーノ(カルーゾ/イタリア)のためにメイン集団で仕事が出来たし、明日の山岳ステージでもできる限りの仕事をするだけです。」

 

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