2021ツアー・オブ・ジャパンは全3ステージ 相模原、初開催
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ツアー・オブ・ジャパン組織委員会は、日本最大規模の国際自転車競技連合(UCI)公認国際自転車ステージロードレース「2021ツアー・オブ・ジャパン」を2021年5月28日(金)から5月30日(日)までの3日間、全3ステージで開催すると発表した。
4月3日(土)にはTOJ公式YouTubeにてオンライン公式発表会が行われ、TOJ 組織委員会・田中栄作委員長、栗村修TOJ大会ディレクターがコース、参加チーム、大会運営について説明を行った。
コロナ禍以降、日本で開催される初めてのUCIレースとなる今大会。これまでツアー・オブ・ジャパンはUCIアジアツアー・クラス1として開催してきたが、現状では5チーム以上の海外チームを招聘する見通しがたたず、今年はワンランク下げて3日間のレースを国内チームのみ参加して開催することとなった。
2021年5月28日(金)富士山ステージ、29日(土)相模原ステージ、30日(日)東京ステージの全3ステージと規模は縮小するものの魅力的なコースを設定し、感染症対策を十分にしたうえで観戦できる大会とすることを検討している。
本日公開された2021ツアー・オブ・ジャパン公式サイトには、今年開催を断念した5ステージ(堺、京都、いなべ、美濃、南信州)からコメントが寄せられており、2022年大会での全8ステージ開催が期待される。
2021ツアー・オブ・ジャパン コース紹介
第1ステージ(富士山)
13.1km×4周+9.4km+17.2km=79km
(富士スピードウェイ西ゲート〜東京五輪タイムトライアル周回コース〜小山町須走支所〜ふじあざみライン)
これまでの富士山ステージから大きく変わり、東京五輪のタイムトライアルコースを採用。距離が一気に伸び、これまでのTOJの中でも難易度の高いコースとなった。
第2ステージ(相模原)
ニュートラル4.6km/11.9km+13.8km×7周=108.5km
(橋本公園〜旧小倉橋〜串川橋〜鳥居原ふれあいの館前周回コース)
初登場の相模原ステージは、東京五輪のロードレースのコースを採用し、一部同じコースを走る。ホームチームである「チーム右京」がどのような戦いを見せるのか注目される。
第3ステージ(東京)
ニュートラル1.9km×2周/7.0km×16周=112km
(大井埠頭周回コース)
日比谷公園のスタートは見送り、大井埠頭の周回コースのみで行う。
2021ツアー・オブ・ジャパン出場チーム(全15チーム)
今年はレースがクラス2となったことで、クラブチームも参加できる(今年限定の措置となる)。
UCIコンチネンタルチーム(昨年ランキング順)
・宇都宮ブリッツェン
・愛三工業レーシングチーム
・キナンサイクリングチーム
・那須ブラーゼン
・チーム右京 相模原
・マトリックス パワータグ
・シマノレーシングチーム
・チーム ブリヂストンサイクリング
日本ナショナルチーム
クラブチーム
・弱虫ペダルサイクリングチーム
・リオモ ベルマーレ レーシングチーム
・レバンテフジ静岡
・スパークルおおいた
・日本大学 自転車部
・京都産業大学 体育会自転車競技部