バーレーン・ヴィクトリアスは2選手が総合トップ10入り、新城も無事完走 パリ~ニース2021 最終ステージ
パリ~ニース2021の最終日となる第8ステージは、南フランスでの感染拡大の影響により、ニースでのフィニッシュが叶わず、大きく短縮された92kmというショートステージ。単調ではなく、2級山岳が3度含まれる上りと下りのみのコースで、リーダージャージのプリモッシュ・ログリッチ(ユンボ・ヴィスマ)が2度の落車で総合から大きく遅れるなど、波乱の最終ステージとなった。
バーレーン・ヴィクトリアスは最終日も総合上位勢をしっかりとサポートし、ジャック・ヘイグが総合7位、ジーノ・メーダーが総合10位と、2選手がトップ10入り、チーム総合は2位でチームメイト全員が無事にフィニッシュした。
新城幸也は、集団の中で起きたアレクセイ・ルツェンコ(アスタナ/カザフスタンの)の落車の影響で前の選手のサドルで顔を打つというアクシデントに見舞われ、目の下にアザができたが、大きなケガなく最終日をトップから4分10秒遅れの65位、総合87位で初戦を終えた。
新城幸也のコメント:
「厳しいステージだった。スタートからゴールまでいっきに駆け抜けたステージでした。レース前のミーティングではスプリントになった場合や、逃げになった場合などいろいろ準備していたが、最高な形にはならなかった。しかし、総合7位と10位。それにステージ2位1回、4位3回と、良いチームワークでこの1週間を過ごす事ができた。
自分にとっては初戦だったが、体は日々レースモードになり、調子も上向きになっていくのを感じられたので、これから始まるシーズンが楽しみです」