新城幸也のルームメイト・メーダーが2位 パリ~ニース2021 第7ステージ

パリ~ニース、第7ステージは119kmと距離は短いものの、序盤から2級山岳が3連続、フィニッシュは1級山岳の山頂という山岳が凝縮された難コース。
 
序盤に形成された逃げグループには、このレースで新城のルームメイトのジーノ・メーダー(スイス)が入っており、メーダーは最後の山岳で独走に入り、優勝が見えたが、なんとフィニッシュ20m手前でリーダージャージを着用するプリモッシュ・ログリッチ(チームユンボ・ヴィスマ)に抜き去られ、惜しくも2位となった。新城は79位でフィニッシュし、最終日を迎える。

 

新城幸也パリ~ニース2021stage7

山岳からのダウンヒル中の新城 Photo:Cor Vos

 

新城幸也のコメント:
「前日の第6ステージ、苦戦して追い込んだおかげか、今日は昨日よりは上りの感触は良かった。レース強度に体が馴れてきたかな。ルームメイトのジーノがとても惜しいステージ2位。スタートの上りで出来た逃げに入って、逃げ続けたのに…..ゴールラインまで20mのところで抜かれしまった。

ずっと上りの調子が良いと今週言っていたし、今日も調子良く上れたって!そうでしょうね(笑)。パリ~ニースの山岳ステージで2位ですから!! 今日は勝てなかったけど、今後大きいレース勝ってくれると思います。
 
明日はもっと92.7kmのショートステージで上りと下りだけの周回コース。2時半ぐらいのレースになるかな。チームのエースが総合9位と11位に付けているので、引き続きしっかりサポートしてきたいと思います。」

 

新城幸也パリ~ニース2021stage7

惜しくも2位となったが敢闘賞を受賞したルームメイトのジーノ・メーダーと photo:本人撮影

 

3月14日の第8最終ステージは、同じ2級山岳を2回通過する周回の92km。チームメイトでは、現在総合9位に付けているジャック・ヘイグ(オーストラリア)と、11位にジーノ・メーダーの2人が総合上位。チーム総合も3位に付けている。