新城幸也のアシストでトゥーンス4位 パリ~ニース2021 第6ステージ

パリ~ニース2021 第6ステージは2級、3級の山岳を越えからの1級山岳、そしてその後も2級、3級と5つの山岳ポイントが設けられた202kmものレース。

序盤から50kmにわたって激しいアタック合戦が続き、新城も逃げを試みるが成功せず、ステージ優勝を狙うディラン・トゥーンス(ベルギー)のためメイン集団の牽引をはじめる。

1級山岳を越えた後の2級山岳まで新城は集団の先頭でレースを進めるが、アタック合戦で消耗して集団から遅れだし、16分遅れのグルペットの中134位でフィニッシュした。トゥーンスはステージ4位と新城の働きが報われる結果となった。

新城幸也

チームのために前方で集団の牽引に加わる新城 Photo:Cor Vos

新城幸也

実はあまり調子が良くなかったという新城だか、できるだけの仕事をする Photo:Cor Vos

 

新城幸也のコメント:
「今日は逃げるメンバーだったのだが、確か50km過ぎでやっと逃げが決まった。何回アタックに反応したのか(苦笑)もうクタクタだったが、ディラン(トゥーンス)が調子良いということだったので、ディラン向きのゴールプロフィールだっので集団牽引することになった。

レース中盤の2級山岳までは集団の前にいたのが、下り基調で逃げを捕まえるべくペースアップした集団から遅れた。これぞパリ~ニースというハイペースでスタートから100km全力で走って、グルペットに引きずられて、疲労困憊でゴールたどり着いたとき、ディランがステージ4位と知り報われた思いだった。

第7ステージはショートステージでコースに変更もあり、スタートから上りという恐ろしいコースプロフィールになった。序盤を耐えて、チームに貢献しないとね!」

 

3月13日の第7ステージは119.5kmと距離は短いものの、序盤から2級山岳が3連続、フィニッシュは1級山頂ゴールの山岳ショートステージとなる。