新城幸也はトップと同タイムの集団74位 パリ~ニース2021 第5ステージ

パリ~ニース2021 第5ステージは平坦の200km、前半はサイクリングペースでゆっくりと進み、集団もリラックスムードであったが、レースが動いたのは残り70km付近。11人の選手が逃げを試み、ペースが上がる。すぐに集団は一つに戻るが、これをきっかけに緊張感が高まり、チームの激しい位置取り合戦となって最後はゴールスプリントに持ち込まれた。

バーレーン・ヴィクトリアスはチームのスプリントエース、フィル・バウハウスが区間4位と大健闘、新城幸也はトップと同タイムの集団74位でフィニッシュしている。

新城幸也

リラックスした様子でカメラに笑顔をみせる新城 Photo:Cor Vos

新城幸也

スタート前の新城の表情 Photo:Bettiniphoto

 

新城幸也のコメント:
「第5ステージは皆さんも観ていて退屈なステージだったと思う(苦笑)。 ベルギー連合のサプライズアタックで集団にスイッチが入ってレースが動き出したが、それまではサイクリングだった。向かい風の平坦というのが、どのチームも逃げに行かせなかった原因だけども…。スプリンターにとっては最後のチャンスを狙うステージだったが、最後の局面でチームに貢献する事が出来なかったのが残念。

第6ステージから新たなパリ~ニースが始まるというくらいの気持ちで、上り三昧のラスト3日間は、総合には重要になってくるので、しっかりサポートしていきたい。」

 

3月12日の第6ステージは3級山岳2回、2級山岳2回、1級山岳1回と計5回の山岳ポイントが設定されているブリニュールからビオットまでの202kmで行われる。