新城はエーススプリンターをアシスト パリ〜ニース2021第1ステージ

新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)にとって2021シーズンの初戦となるパリ~ニースが3月7日に開幕した
 
第1ステージのコースはパリ近郊のサン・シル・レコールにあるヴェルサイユ宮殿を起点とした周回コースを2周、途中4度の3級山岳ポイントと、意外にも細かな丘が連続する165.8km。コースはパリ近郊独特の大通りから急に道が細くなり、リスキーな場面も多く、春先のレースということもあり落車が多発した。
 
新城は、残り10km地点で、チームのエーススプリンターのフィル・バウハウス(ドイツ)のポジションを引き上げるため、集団の先頭でチームの隊列を牽引。その働きに応える形で、トップスプリンターが顔をそろえる中、バウハウスは7位でフィニッシュ。新城はタイム差なしの集団の中、124位で無事に初戦を終えている。
 
新城パリ~ニース第1ステージ

チームのエースを牽引していく新城

新城パリ~ニース第1ステージ

ヴェルサイユ宮殿の外堀側道を通過していく集団

新城のコメント:

「無事に第1ステージを終えることができてホッとした。天気にも恵まれて、中盤までは穏やかに過ごせた。ヴェルサイユ宮殿がスタートゴール地点だったのに、全然見ることができなかった。皆さんは中継で見られましたか?

このレースはジャック・ヘイグ(オーストラリア)の総合上位がチームの最大の目標で、自分はジャックのサポートが今回の役目。

第1ステージはスプリントになるということで、残り6kmの下り坂が始まるまでにチームで良い位置で入ること!というミーティングどおり、残り6kmまでの役目を果たせたが、流石に初戦の集団はストレスフルで短い時間だったが、色々疲れた(苦笑)。日に日に慣れていくでしょう。また明日からも頑張ります」。