ユンボ・ヴィスマがデュムランの活動休止を発表

  • photo Jumbo-Visma

オランダのユンボ・ヴィスマ(UCIワールドチーム)は1月23日に、所属しているトム・デュムラン(オランダ/30歳)が当分の間、レースはしないと発表した。

ドゥムラン

前日までチームメートたちと一緒にスペインでトレーニングキャンプに参加していたデュムラン(中央)

ユンボ・ヴィスマは、デュムランがプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)と一緒に7月のツール・ド・フランス(UCIワールドツアー)に参加する事を、前日に発表したばかりだった。

現在ユンボ・ヴィスマはスペインでトレーニングキャンプを行っていて、デュムランも参加していた。彼は活動休止について、公式ツイッター上で以下のように説明している。

「昨日チームとボクは、ボクが我々の美しいスポーツから無期限で離れる決定をした。あまりにも長い間、ボクは競技をする事に大きなプレッシャーを感じ、常にチームのために、全てのスポンサーのために、そしてファンなどのためにベストを尽くしたいと思っていた。

しかし、その過程で少し自分自身を忘れていた。ボクはこのスポーツの中で、そして将来に、自分が実際に望むものを忘れていた。それは自分にとって答えがはっきりしていないからで、実際には周囲の人々のためにベストを尽くしていない。

自分が何を望んでいて、どのように望んでいるのかを、頭の中で明確にするために、ボクは本当に時間が必要だ。この一歩を踏み出すのは本当に気持ちが良いし、友人、家族、チームがこの一歩を踏み出すことにとてもサポートしてくれているのを感じている。

この決断をすぐに下した事で、自分の肩から重荷を下ろしたように感じている。ボクはたくさん考えて、大勢の人々と話すつもりだ。今後の期間に自分が答えを見つける事をとても確信している」

ユンボ・ヴィスマ公式サイト

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