アルペシン・フェニックスは2021年シーズンの全てのUCIワールドツアーに招待される
シーズン最後のUCIワールドランキングのチームランキングで、最上位のUCIプロチームは翌年の全てのUCIワールドツアーに招待されるというUCI規則により、ベルギーのアルペシン・フェニックス(UCIプロチーム)が、2021年シーズンの全てのUCIワールドツアーに招待される事になった。
このUCI規則は今シーズンから導入され、フランスのトタル・ディレクトエネルジー(フランス)がその恩恵に預かった。但し、必ず参加しなければならない訳ではないため、招待を辞退する事もできる。
オランダのマテュー・ファンデルプールが所属しているアルペシン・フェニックスは、11月10日に発表された2020年シーズン最後のUCIワールドランキングで12位になり、UCIプロチームで最も順位が上だった。
これまでファンデルプールは、UCIワールドツアーのレースに参加したくても、主催者からの招待状を待たなければならなかったが、このUCI規則のおかげで来シーズンはどのレースにも参加できるようになった訳だ。
2021年シーズンのUCIワールドチームは19チームで、アルペシン・フェニックスを加えた20チームが来季のグランツールに自動的に招待されるため、主催者招待枠(ワイルドカード)は2チームになる。
2020年シーズン最後のUCIワールドランキングで14位になり、UCIプロチームの中で2番目の順位だったフランスのチームアルケア・サムシックは、2021年シーズンのUCIワールドツアーの全てのワンデイレースに招待される。