NIPPOが来季EFプロサイクリングの共同タイトルスポンサーになる

米国のEFプロサイクリング(UCIワールドチーム)は12月16日に、日本のNIPPOが共同タイトルスポンサーになり、2021年1月1日からチーム名が『EFエデュケーション・NIPPO』になると発表した。

EF Pro Cycling

EFプロサイクリングのジョナサン・ボーターズCEOは「我々のチームは至る所から集まっていて、パートナー・ファミリーにも同じ事が当てはまる。全員が世界のとても多くの異なった場所から来ているので、我々のパートナー間の考えで所属選手には自由と新鮮さがある。私はその事実を非常に誇りに思っている。来シーズン、NIPPOがタイトルスポンサーとして参加する事で、我々はプロサイクリングと探検への世界的なアプローチを付け加える」と、コメントしている。

EFプロサイクリングのリリースの中で、NIPPOのスポーツディレクターである大門宏氏は「NIPPOがワールドツアーに参加するのは初めてで、我々はわくわくし、興奮している。我々にとっては新しい冒険だ。世界中でEFプロサイクリングチームの成功を拡大するために、可能な限り貢献できる事をとても楽しみにしている」と、コメントしている。

EFプロサイクリングには、日本の中根英登(NIPPO・デルコ・プロヴァンス)別府史之(NIPPO・デルコ・プロヴァンス)が来季移籍する事がすでに発表されていた。

大門氏は「チームに加入する日本のアスリートや、メカニックからマッサージャーまでの技術スタッフがより多くの経験を積んで、日本の自転車競技の発展に貢献する事を願っている。2021年にEFエデュケーション・NIPPOとしてレースするのが待ち遠しい」と、語っている。

NIPPOは来季EFプロサイクリングだけでなく、スイス、エチオピア、フランス、日本、ノルウエー、ポーランドから集まった選手が所属する、スイスを拠点としたUCIコンチネンタルチーム『ミロ・プロヴァンス・PTSコンチ』のスポンサーにもなる予定だ。

EFプロサイクリング公式サイト